シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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知覚心理学(知覚・認知心理学Ⅰ)/知覚・学習心理学 | 2024 | 前期 | 火3 | 文学部 | 山口 真美 | ヤマグチ マサミ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-PY2-P621
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ヒトをはじめとする生物が生まれつきに持っている基本的構造と、この基本構造が発達初期の経験により変遷していく過程について理解する。あわせてヒトの生物的側面を考える。知覚・認知に関する最新の知見も習得する。
科目目的
知覚学習の基本的なメカニズムとベースとなる脳の働き、また、基本的な知覚特性について正確に理解すること。
到達目標
知覚学習の基本とその脳構造と脳の働きについ正確に理解し、様々な心理学上の現象を的確に説明する力を持つこと。
授業計画と内容
1.授業概要
2.色知覚の発達
3.視力の発達
4.錯視の発達
5.視覚認知障害の実例
6.形態視の発達
7.運動視の発達
8.空間視の発達
9.注意の発達
10.統合能力
11.顔認知障害の実例
12.顔認知の発達
13.成人の顔認知
14.まとめと理解のチェック
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 25 | 授業で習った基本的な概念の把握。 |
期末試験(到達度確認) | 25 | 授業で習った基本的な概念の把握。 |
レポート | 25 | 授業で学習したことをベースに、心理学的事象を説明すること。 |
平常点 | 25 | 毎回の授業に的確なコメントを作成して提出すること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〈テキスト〉山口真美・金沢創『赤ちゃんの視覚と心の発達』東京大学出版会山口真美『赤ちゃんは世界をどう見ているのか』(平凡社新書)
〈参考書〉山口真美・金沢創・河原純一郎『公認心理師の基礎と実践⑥実験心理学』(遠見書房)
その他特記事項
〈履修者への要望〉授業前に各自資料を取り、目を通してから参加すること。資料を前提に双方向で授業を始めます。毎回授業で指名して資料内容を把握しているかを確認します。それも平常点として加算されるため、資料に目を通していることが出席するための義務となります。資料を持っていない人は入室厳禁、資料に目を通していないことが判明した場合には、その時間の授業を受ける権利を失うことになる可能性もありますので、じゅうぶんにご注意してください。出席は毎回コメントで取ります。コメント内容はしっかり書かれていることが前提です。また欠席についての特待はなく例外は認めることはできにくいため、履修前に自分の出席可能性をかんがみて履修を検討してください。