シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国古代史特講B | 2025 | 後期 | 水4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 阿部 幸信 | アベ ユキノブ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-OH5-102L
履修条件・関連科目等
・「中国古代史演習B」と併せて履修してください。
・中国古代史に関する基礎的知識が充分でない場合、内容理解に困難を伴いますので、別途自習をお願いします。
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
漢六朝期の荊州南部を中心とする一帯(湖南省全域、湖北省・広西チワン族自治区・広東省の一部)の歴史地理について概述します。
戦国~西晋期の簡牘資料が大量に出土する湖南一帯は、秦漢六朝史研究の分野において、現在もっとも注目されている地域です。新出出土資料も視野に入れつつ、当該地域の歴史地理についての総合的把握を目指します。
毎回、授業の最後にディスカッションのための時間を設けます。
科目目的
この科目は、学生が学位授与の方針で示す「実践力」「知的教養」を主に修得することを目的としています。
到達目標
1.漢六朝期の荊州南部の歴史地理が問われる理由を説明できる。
2.漢六朝期の荊州南部の歴史地理が、これまで何をもとにどう議論されてきたかを具体的に説明できる。
3.史料をふまえつつ、先行研究の成果と限界を指摘できる。
4.史料をふまえつつ、自分なりの漢六朝期荊州南部の歴史地理像を提示できる。
授業計画と内容
1.イントロダクション―漢六朝期湖南地域概述―
2.『水経注』漣水「漣水出連道縣西,資水之別」以下の歴史地理
3.漣水「漣水又逕湘鄕縣」以下の歴史地理
4.湘水「湘水出零陵始安縣陽海山」以下の歴史地理
5.湘水「東北過零陵縣東」以下の歴史地理
6.湘水「又東北過泉陵縣西」以下の歴史地理
7.湘水「營水又西逕營道縣」以下の歴史地理
8.湘水「漢武帝元朔五年」以下の歴史地理
9.湘水「泠水又北流注于都溪水」以下の歴史地理
10.湘水「湘水又東北與應水合」以下の歴史地理
11.湘水「湘水又東北得𣲭口」以下の歴史地理
12.湘水「又東北過重安縣東」以下の歴史地理
13.湘水「湘水又北逕衡山縣東」以下の歴史地理
14.総括・まとめ :漣水・湘水流域の歴史地理と自然環境
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・各授業回の最後に、その次の回で扱う予定の参考文献のうち重要なものを提示しますので、これに目を通してから授業に臨んでください。また、授業中に指示される課題に必ず取り組んでください。予習・復習に充てる学習時間の目安は授業1回あたり4時間です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | ディスカッションの内容から到達目標の達成度を判断し、評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
[テキスト]
楊守敬『水経注疏』(江蘇古籍出版社〔現・鳳凰出版社〕、南京、1989年。ISBN:9787805191317)を参照します。コピーを用意しますが、可能であれば原本を手元に置いてください。
[参考文献]
授業内では楊守敬『水経注図』を併せて参照しますが、影印本は大部・高価なので、購入の必要はありません。
その他の参考文献については、授業内でその都度示します。
その他特記事項
・授業は基本的に日本語で実施しますが、授業前後の質問などは中国語でも受け付けます。
・質問は授業中にその都度受け付けます。授業時間外に疑義が生じた場合には、担当教員に別途連絡してください。連絡方法については授業中に提示します。