シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国哲学研究ⅡB | 2025 | 後期 | 月4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 水上 雅晴 | ミズカミ マサハル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-EP5-104L
履修条件・関連科目等
中国の古典学に関して一定の知識を有し、文言文および現代中国語で書かれた学術的な文章を読めること。中国哲学研究ⅡAの続編であり、同授業の内容を踏まえて実施されます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
副題:中国辨疑学史研究Ⅱ
古典籍に含まれる誤った記述や疑わしい記述を弁別する「辨疑」は、中国において長い歴史を持ち、「辨疑学」と呼ばれる一つの学術分野を形成しています。
本授業では、杨绪敏《中国辨伪学史》を手がかりとして、辨疑学に関わる営為と発展の歴史を考察します。
科目目的
(1)辨疑の営為が持つ多様な側面と学術的意義を理解する。
(2)辨疑が一つの学術領域にまで発展し、考証学の一部分を構成するに至ったプロセスを理解する。
到達目標
(1)現代中国語で書かれた学術的な著作を速く正確に読むことができるようになる。
(2)中国の古典籍と注釈、古代以来、学者たちによって著された研究書を読解する能力を向上させる。
(3)辨疑の手法を理解してそれを応用する。
授業計画と内容
第1回 第2章第7節"朱熹考辨古书的成就、方法及影响"の読解と考察
第2回 第2章第8節"叶适与《习学记言》"の読解と考察
第3回 第3章第1節"明清近代古树、古史辨伪之概观"の読解と考察
第4回 第3章第2節"宋濂与《诸子辨》"の読解と考察
第5回 第3章第3節"梅鷟与《尚书考异》"の読解と考察
第6回 第3章第4節"胡应麟对伪书的考辨及对辨伪学理论的总结"の読解と考察
第7回 第3章第5節"姚际恒考辨古书的成就及影响"の読解と考察
第8回 第3章第6節"阎若璩与伪《古文尚书》的定案"の読解と考察
第9回 第3章第7節"崔述与《考信录》"の読解と考察
第10回 第3章第8節"刘逢禄与《左氏春秋考证》"の読解と考察
第11回 第3章第9節"龚自珍、魏源的辨伪思想和成就"の読解と考察
第12回 第3章第10節"廖平与《古学考》"の読解と考察
第13回 第3章第11節"康有为与《新学伪经考》"の読解と考察
第14回 第3章第12節"梁启超对古书的考辨及对辨伪理论的总结"の読解と考察
*進行状況によって各回の内容が変更されることがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・指定したテキストや配布資料を事前に読み込んでおきましょう。
・発表担当分の訳稿を作成してもらいます。
・教材中の語句、事項や文法については、事前に調べておき、質問されたら答えられるようにしておきましょう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 以下の五点に着目して評価します。 (1)教材のテキストの字句・典拠の下調べがきちんとできているか。 (2)語法に忠実にテキストを読解しているか。 (3)自分のなりに問題意識を持ってテキストに取り組んでいるか。 (4)発表の際、配付資料を含め、わかりやすく伝えることができているか。 (5)テキストの読解を通して討議すべき課題をどれだけ見出すことができるか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
以下の二つの条件をともに満たした場合に単位を認定します。
①公欠以外の欠席が4回以内にとどまっている。
②自分の担当分の発表、もしくはレジュメ提出を行い、その内容も一定の水準に達している。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教材・参考資料はプリントを配布します。参考文献は授業の中で随時紹介します。