シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会構想論特講 | 2025 | 前期 | 水1 | 文学研究科博士課程前期課程 | 鈴木 恭子、矢野 善郎、山田 昌弘 | スズキ キョウコ、ヤノ ヨシロウ、ヤマダ マサヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-SC5-105L
履修条件・関連科目等
履修条件は、「私たちの社会はいかにあり得るのか」の社会構想について複眼的かつ徹底的に思考する意欲があることです。とりわけ、本講義では中央大学学院文学研究科社会学専攻の理念である「社会理論・社会調査・社会構想」の関係を論理的かつ歴史的に考えることになりますので、主体的かつ積極的に学ぶことを履修条件とします。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目は3名の教員によるオムニバス形式の授業となる。それぞれの教員が、一人あるいは複数の社会学者を紹介しながら、それらの社会学者がいかに「社会の発見」を達成し、それに「問い」を立て、観察・分析してきたのかを説明したのち、どのようにして〈社会〉を構想したのか、その社会構想の可能性と限界について解説する。それを踏まえて、受講生は主体的かつ積極的な討議を行い、レポートや課題論文を作成する。
科目目的
本科目は、社会学がヨーロッパにおける近代社会の成立とともに誕生した学問であり、それまでの社会の自明性から離陸した人びとが「社会」をさまざまな困難や問題が内在する空間として新たに発見し、それに「問い」を立て、観察・分析することによって制御せんとする感受性により出発した社会学の歴史を学んだ上で、それぞれの社会学者がいかなる「問い」を立て、どのような社会理論と社会調査によってそれを解明し、別様でもあり得る可能性やありうべき社会を構想したのかを思考することを目的とする。この科目を通じて、複層的かつ重層的な視点から「社会学における社会構想」あるいは「社会学と社会構想」について思考することを本科目の到達目標とする。
到達目標
①社会学における「社会の発見」と「社会への問い」がいかに生じたのかを的確に理解することができる。
②社会学における社会理論と社会調査がいかに形成されてきたのかについて正確に理解することができる。
③社会学における別様でもあり得る可能性やありうべき社会が構想されてきたのかを緻密かつダイナミックに把握することができる。
授業計画と内容
本科目は3名の教員によるオムニバス形式の授業となる。それぞれの教員が、一人あるいは複数の社会学者を紹介しながら、それらの社会学者がいかに「社会の発見」を達成し、それに「問い」を立て、観察・分析してきたのかを説明したのち、どのようにして〈社会〉を構想したのか、その社会構想の可能性と限界について解説する。それを踏まえて、受講生は主体的かつ積極的な討議を行い、レポートや課題論文を作成する。
1.社会構想への問い
2.社会への問い・1 矢野善郎 社会学とヴェーバー「客観性」論文
3.社会学の社会構想・1 矢野善郎 価値自由
4.社会学の社会構想・2 矢野善郎 理念型
5.社会学の社会構想・3 矢野善郎 「客観性」と
6.社会への問い・2 鈴木恭子 社会を「構造」からみる意味
7.社会学の社会構想・4 鈴木恭子 ギデンズ「構造化理論」
8.社会学の社会構想・5 鈴木恭子 ブルデュー「社会の再生産」
9.社会学の社会構想・6 鈴木恭子 フーコー「権力/知」
10.社会への問い・3 山田昌弘 社会学における親密性(愛情)研究の諸相
11.社会学の社会構想・7 山田昌弘 愛情の社会学研究史
12.社会学の社会構想・8 山田昌弘 愛情の処理論、イルウズをめぐって
13.社会学の社会構想・9 山田昌弘 愛の分散投資をめぐって
14.社会構想の社会学
※参加者に応じ,多少予定が変更されることがある
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前にその前の回に配布した資料やレジュメに必ず目を通した上で出席すること。また、授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。加えて、授業で紹介した参考文献等も積極的に読み込むようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 学期末レポート(実施予定)を授業内で学習した知識・視点をもとに論理展開できるかという基準から評価する。 |
レポート | 20 | 授業内レポート(3回実施予定)を授業内で学習した知識・視点をもとに論理展開できるかという基準から評価する。 |
平常点 | 50 | 授業内報告と討議への貢献度、実践力から評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PCやタブレット等の端末を各自が使用し、manabaの掲示板やチャットの機能などを活用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業内容については資料やレジュメを毎回配布しますので、テキストは使用しません。参考文献は毎回レジュメ等で示します。