シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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メディア論特講B | 2025 | 後期 | 月3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 深澤 弘樹 | フカサワ ヒロキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-ME5-106L
履修条件・関連科目等
メディア・コミュニケーションについての学部の授業を履修済みで、メディア社会学やジャーナリズムに関する知識があることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では、ジャーナリズムの定義、意義を理解したうえでメディア環境激変時代のジャーナリズムのあり方を考える。授業ではジャーナリズムの役割を確認するとともに、メディア分析の手法である言説分析やフレーム分析、ジャーナリズムと感情の関係について理解する。さらには、フェイクニュース時代のジャーナリズムのありようについても考察し、ジャーナリズムの可能性を探る。授業では、文献の輪読とディスカッションを 通して理解を深め、必要事項については随時講義する。
科目目的
本科目の目的は、ネット時代のメディア変容を踏まえ、民主主義社会の基盤となる健全なジャーナリズムのありようを考えることにある。
また、本科目では、社会情報学専攻の「学位授与の方針」で示す「社会情報学についての研究能力および豊かな学識」を身につけ、社会情報に関連する諸問題解決のための方法を修得することを目的とする。
到達目標
本科目の目標は以下のとおりである。
① ジャーナリズムの意義を理解して、現実の社会でジャーナリズムが果たしている役割を説明できる。
② ジャーナリズム活動を観察し、何が問題視されいるのかを指摘できる。
③ 一市民としてよりよいメディアに使い手になり、ジャーナリズム活動の一翼を担う。
以上を目標とする。
授業計画と内容
第1回 後期授業のオリエンテーション
第2回 メディア社会と感情
第3回 感情とジャーナリズム
第4回 遍在する感情
第5回 ソーシャルメディアと感情
第6回 感情とジャーナリズムの文献を読む
第7回 ニュースの政治社会学とは
第8回 ニュースの批判的研究の再検討
第9回 ニュースによる政治的機能
第11回 ニュース文化とは
第10回 メディアフレームとは何か
第11回 ニュースの言説分析とは
第12回 言説分析の実際
第13回 言説分析の論文を読む
第14回 総括・まとめ:ジャーナリズム研究の今後
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への参加・貢献度、受講態度(レジュメの完成度、意見の表明等)の状況を基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は1991年4月から1年間は山梨日日新聞記者、1992年4月から2010年3月まで18年間、山梨放送アナウンサーとしてメディア業界に携わってきた。このうち、2004年4月から5年間は夕方のニュース番組のキャスターを務めた。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
授業では、新聞記者、キャスターとしてニュースの現場での経験を踏まえて講義を行う。新聞社、放送局時代に培った問題意識をジャーナリズム理論と結びつけ、理論と実践の架橋を試みる。
テキスト・参考文献等
(参考書)
カリン・ウォール=ヨルゲンセン、三谷文栄・山腰修三訳『メディアと感情の政治学』勁草書房、2020年、ISBN: 978-4-326-35180-0
山腰修三『ニュースの政治社会学』勁草書房、2022年、ISBN: 978-4-326-35188-6
三谷文栄『歴史認識問題とメディアの政治学』勁草書房、2021年、ISBN: 978-4-326-30303-8
(テキスト)
津田正太郎・烏谷昌幸・山口仁・山腰修三編著『ソーシャルメディア時代の「大衆社会」論』ミネルヴァ書房、2024年、ISBN: 978-4-623-09725-8
以上を考えているが、受講者と相談のうえで最終的に決定する。