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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:コミュニケーション論特講B

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
コミュニケーション論特講B 2025 後期 月4 文学研究科博士課程前期課程 諸橋 泰樹 モロハシ タイキ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-CS5-102L

履修条件・関連科目等

授業は、履修者の2023年度「コミュニケーション論特講A」の単位取得を前提に進められます。単位未取得の方々の履修も受け入れますが、その場合、授業開始以前に「特講A」の指定テキストを読了〜理解したうえでご参加ください。補足説明等はいたしません。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

「感覚と身体」をめぐる経験的コミュニケーション研究の現状と展開可能性を、2つのトピックを焦点に検討します。1つは「感覚エスノグラフィ」(=経験諸感覚の多元性・可変性とその交流・錯綜に注視するエスノグラフィ)、もう1つは「経験的雰囲気研究」(=人々の交わり、場所、時空に関わる「雰囲気」を鍵にした経験的研究)です。そうやって得られる知見をもとにコミュニケーション論の再構築を試みることが目的です。授業は、テキスト輪読をベースにした参加者の発表とディスカションをもとにリモート・ゼミナールとして行われます。授業を通じてテキスト2点の読解〜議論を遂行します。

科目目的

「コミュニケーション」を主題とする経験的研究を支えるための理論枠組みの再検討/構築を目的とする科目です。2023年度は、「感覚と身体」に焦点をあて、その社会学的・人類学的研究成果群の検討を踏まえて、コミュニケーション論の再構築を試みます。そして、この「特講B」では、経験的研究への展開に重きをおいて議論展開します。

到達目標

この授業の到達目標は、まずもって、参加者ひとりひとりがテキストを確実に内容理解し、それをもとに思考を組み立て、相互に議論提示できるようになること、そして、それらをもとにそれぞれにコミュニケーションの経験的研究を構想できるようになることです。これらを「感覚と身体」を題材にして実現できるようになっていただけたらと思います。

授業計画と内容

第1回 授業ガイダンス:授業の様式と参加者確定
第2回 「感覚エスノグラフィ」への招待(テキストA chap 1)
第3回 感覚エスノグラフィ:原理と実践(テキストA chap 2-3)
第4回 インタビュー実践と感覚(テキストA chap 4)
第5回 フィールドにおける感覚(テキストA chap 5)
第6回 電子メディアと感覚(テキストA chap 6)
第7回 感覚エスノグラフィの解釈(テキストA chap 7)
第8回 感覚エスノグラフィの提示(テキストA chap 8)
第9回 「雰囲気」という焦点(テキストB chap 1)
第10回 雰囲気の経験的リサーチ(テキストB chap 2-3)
第11回 空間-時間と雰囲気(テキストB chap 4)
第12回 移動/運動と雰囲気(テキストB chap 5)
第13回 雰囲気とデザイン(テキストB chap 6-7)
第14回 総合考察

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 毎回の授業への取り組み度合い(テキストの読解・発表の精度、ディスカッションへの貢献、授業への準備状態)を評価します

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

課題提出を求めたり試験を行ったりはいたしません

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

授業では以下2つのテキストを使用します。参加者は各自、第2回授業日より前に、少なくともテキストAを必ず入手しておいてください。eBook版の場合は頁番号が表示されているものをご用意ください。

[テキストA]
Sarah Pink
Doing Sensory Ethnography. 2nd ed.
SAGE, 2015.

[テキストB]
Shanti Sumartojo and Sarah Pink
Atmospheres and the Experiential World: Theory and Methods.
Routledge, 2019.

その他特記事項

博士後期課程科目「コミュニケーション論特殊研究B」と合同授業を行います。

参考URL

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