シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語表現(基礎クラス) | 2024 | 通年 | 水6 | 文学部 | 高村 遼 | タカムラ リョウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EN1-SE12
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、日本語のアニメや映画などを選び、そこにオリジナルの英語字幕をつけるという体験をします。日常でよく使われる表現ほど、翻訳しにくいものです。辞書を引いたり、クラスメイトとの議論を通して、英語の表現の幅を広げていきます。英語と日本語の類似点や相違点に気づきながら、楽しく作業を進めていきましょう。
前期は、親睦を深めがらグループで楽しく作業していきましょう。後期は、個人でより専門的に言語的な側面を分析していきます。分析したい特定の表現や意味を複数見つけて、それらを検討します。最後には、1年の集大成として短い論文を書く予定です。
科目目的
この科目は、より発展的な英語のアカデミック・ライティングの基礎となる、基本的な英語のスピーキング・ライティング能力を身につけ、英語で様々な種類の文章が書けることを目指しています。これは、文学部のディプロマ・ポリシーにおける<養成する人材像>のなかの「言語・文化・社会についての素養」を身につけることに繋がると考えられます。また、<卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度>のなかでは、特に「4. コミュニケーション力:自分の考えを相手に伝え、理解を得るとともに、相手の考えを理解することができる。」の向上に役に立ちます。広く深く人と交流することの一助にもなる、英語での客観的説明、自身の見解の論理的な伝達のための知識を習得することを目的とします。
到達目標
このコースの終わりには、効率的に辞書を利用し、コンテクストに沿った適切な表現を選ぶことができるようになります。そして、日常的によく使われる表現を英語で書いたり、話したりできるようになります。またプレゼンテーション能力を身につけることができるようになります。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション・自己紹介
第2回 導入(日本語と英語の違いを知る)グループ分け、分析する作品を決める
第3回 分析箇所を絞り、分担を決める
第4回 セリフの書き起こし(日本語)①
第5回 セリフの書き起こし(日本語)②
第6回 セリフの英語訳①
第7回 セリフの英語訳②
第8回 中間報告①
第9回 中間報告②
第10回 セリフの英語表現が日本語と同じ意味になるように検討する①
第11回 セリフの英語表現が日本語と同じ意味になるように検討する②
第12回 学生による英訳のプレゼン①
第13回 学生による英訳のプレゼン②
第14回 学生による英訳のプレゼン③
第15回 オリエンテーション
第16回 分析する作品を決める・分析箇所を絞る
第17回 セリフの書き起こし(日本語)①
第18回 セリフの書き起こし(日本語)②
第19回 セリフの英語訳①
第20回 セリフの英語訳②
第21回 中間報告①
第22回 中間報告②
第23回 分析する言語表現について検討する①
第24回 分析する言語表現について検討する②
第25回 学生による英訳のプレゼン①
第26回 学生による英訳のプレゼン②
第27回 学生による英訳のプレゼン③
第28回 論文提出
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | パワーポイントの資料作成・最終原稿の提出。 |
平常点 | 20 | 積極的な授業への貢献 |
その他 | 30 | プレゼンテーション |
成績評価の方法・基準(備考)
このクラスでは試験は行いませんので、プレゼンテーションや原稿などが主たる評価の対象になります。したがってどちらにも取り組まない場合は、単位認定は不可。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献:「映像翻訳を取り入れたライティングの授業」『英語教育』8月号. 2022年に特集として掲載れましたので、クラスで紹介したいと思います。
その他特記事項
辞書とネットにつながる端末は必要です。