シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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English Reading | 2024 | 通年 | 月3 | 古賀 裕子 | コガ ユウコ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EN2-SE51,LE-EN2-SE52,LE-EN2-SE53,LE-EN2-SE54
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
演習形式で英文の読解を行い、以下のような能力向上を目的とします。
1.英文を意味のまとまりに分け、前から自然な速度で大意を理解する。
2.パラグラフごとの要旨を的確にとらえ、要約できる。
3.未習の語彙や表現について、文脈などから意味を推測しながら読み進めることができる。
4.文章を読んで理解するだけではなく、自分の意見や感想をまとめ、意見交換ができる。
一学期に3つ程度の異なるタイプの文章を読んでいきます。
教材用に作成された文章ではなく、英字新聞、雑誌の記事、文学作品、映画、音楽、その他の批評文などのauthentic な文章(=日常生活で使うために書かれたもの)です。
予習として、ワークシートの演習問題を行った上で、授業ではそれをもとにグループでの意見交換や簡単なプレゼンなどを行います。
科目目的
・ 英語の文章にはさまざまな種類がありますが、適切に読めば筆者が伝えたいことが伝わるように書かれているものが大半です。本科目ではまず、そういった「適切な読み方」を身に付けることを大きな目的とします。
・ 本講座では、英語を日常的に用いる人々の間で実際に読まれている文章を自力で読めるようにすることを目標とします。したがって、英語学習者向けに教材として書かれたものではなく、生の英文を題材とします。
・ 詩や小説などは必ずしも「筆者が伝えたいことが伝わるように書かれている」わけではありません。そういった文章では、各自がそれぞれの解釈、感じたことなどの意見交換をして楽しみたいと思います。
到達目標
・ 自分の「英語力」(読む速度、語彙力など)を定量化して認識する。
・ 母語を介さず英語を英語のまま読む習慣を養う。
・ 文章の適切な理解を適切な発音と接続させる。
・ 文脈を捉える力を身に付ける。
・ 文章が置かれた背景と関連付け、筆者の立場、主張を理解できる。
授業計画と内容
前期
第1回 Orientation
第2回 Chunk Reading
第3回 Ways to guess word meaning
第4回 Read, look-up and say
第5回 Responding to reading
第6回 Movie Review (1) Introduction
第7回 Movie Review (2) Paragraph Reading
第8回 Movie Review (3) Writing a summary
第9回 Movie Review (4) Responding to reading
第10回 The Missing Piece (1) Introduction
第11回 The Missing Piece (2) Reading circle
第12回 The Missing Piece (3) Discussion
第13回 The Missing Piece (4) Writing a review
第14回 Review of the semester
後期は、身近な社会問題、時事問題を扱った英文記事を2~3つ読み、ディスカッション、ディベートを行います。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習 各回の授業に対応した予習用ワークシートに取り組みつつ次の回に扱う範囲を読んで概要を摑んでおいてください。
復習 各回の授業で新たに学んだ語句、表現や文法事項について不明点がなくなった状態で、扱った英文を音読、黙読し、読みながら意味が頭の中で同時に流れる状態を目指してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 読んだ文章についてのReaction Paperを作成します。 要旨を的確に要約できているか、それを踏まえた上で自分の考えを論理的に述べることができているか、などを基準に評価します。 |
平常点 | 50 | 単に出席したかではありません。毎回の授業の予習、manaba 掲示板への意見の投稿、授業内グループ活動への貢献度などを評価します。また、文章についてのプレゼン、音読のテストなども含まれます。詳細は初回授業で説明します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・ 毎回の出席が基本となります。さまざまな事情はあると思いますが、欠席は多くとも半年で3回に収めてください。
・ 不可抗力によるものも含め、ひとつの学期中に(すなわち、前期中あるいは後期中に)5回欠席した段階で評価はFで確定します。(やむを得ない事情による欠席 のみで5回に達してしまいそうだ、という場合には早めにご相談ください。 )レポートを提出していない場合、プレゼンや音読テストを受けていない場合も評価はFとなります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Manaba 掲示板などを多用して意見交換をします。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書として用いるものはありません。適宜題材となる英文や資料を配布します。
その他特記事項
・ manaba の諸機能および Google Drive を使いますので、事前にある程度慣れておいてください。使用について不明な点があればご相談を歓迎いたします。分からない部分が残ったまま、教材の入手法や動画の視聴方法が分からない状態のままにすることはないようお願いします。