シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会言語学概論/社会言語学A | 2024 | 前期 | 金2 | 文学部 | 朝日 祥之 | アサヒ ヨシユキ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LG1-T502
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、私たちが日常生活で使う言葉に潜む規則性を明らかにする社会言語学を取り上げ、社会言語学の諸問題について理解を深めてもらうことを目的とする。社会言語学における諸分野における日本・欧米の研究動向を踏まえ、ことばが、話者の属性や場面、話し相手とどのようにかかわっているのかを考察する。授業で取り上げるテーマは,若者語,男女ことば,キャンパスことば,敬語,誘いの言葉遣いや依頼表現,ら抜き言葉,「かっこいい方言」と「かわいい方言」などである。
科目目的
本科目の目的
社会言語学の基礎的知識を見つけるとともに,関連テーマの研究動向,研究成果,私たちの使う言葉遣いに見られる様々な特徴を知ることができる。
到達目標
自分自身が使用する言語の特徴について内省できるようになる。ことばと社会との関係について考えを深めてもらうのとともに自分自分で関連する現象を発見できるようになる。
意義
自分の言葉遣いに詳しくなること,日本語を始めとする様々な言語と社会との関係を知ることにより,これまで以上に良好な人間関係を構築・維持できるようになる。
到達目標
日常生活で自分が使っている言葉づかい,周りの人が使っている言葉づかいに対する関心を高めることができる。円滑なコミュニケーションを行うための知識を得ることができる。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション
第2回 社会言語学とは
第3回 ことばと年齢
第4回 ことばと階層
第5回 集団とことば
第6回 ことばと性・ジェンダー・セクシュアリティ
第7回 依頼・謝罪・勧誘・断りの言語行動
第8回 敬語・待遇表現・ポライトネス
第9回 言語接触:外来語
第10回 言語の誕生と死
第11回 ことばの評価
第12回 言語計画と国語施策・日本語施策
第13回 手話の社会言語学
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 本科目内容に関する総合的な理解を確認する。 |
平常点 | 40 | 授業内容に対する質問,議論への参加など。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講義ではレジュメを配布するため,テキストは使用しない。
参考文献としては
①真田信治・朝日祥之・簡月真・李舜炯(編)『新版社会言語学図集』ひつじ書房,2021年,東京