シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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総合講座Ⅳ | 2024 | 後期 | 月5 | 経済学部 | 岡田 知之 | オカダ トモユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM1-044X
履修条件・関連科目等
簡単な数学(連立方程式など)に関する知識やマクロ経済学に関する知識が、講義を履修する上で役に立ちますが、これらの知識があることが必須の条件ではありません。数学や経済学の基礎に自信のない方でも対応できるように、できるだけ授業内に必要な事柄は復習する予定ですので、根気強く理解をする為の努力を行う覚悟あれば、基礎知識に自信のない方も履修可能です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
この講義では、マクロ経済学の演習問題に取り組んでいただきます。ただし、基礎的な知識が不足していても対応できるように、必要な事項に関して(ある程度、演習問題に取り組むことを念頭においた形で)説明し、その説明をふまえた上で、演習問題に取り組んでいただくという形で講義を進める予定です。
科目目的
多くの問題を解くことを目標とするのではなく、取扱う内容に関しては確認を行った上で問題演習を行うというスタイルで進めようと考えています。取り扱えるトピックスは限定的になってしまうかもしれませんが、できるだけ自己完結した形で進めて行く予定です。
到達目標
マクロ経済学の内容を定着させ、マクロ経済学の演習問題を解くための基礎固めを行うことが、この講義の目標です。
授業計画と内容
第1回 国民経済計算
第2回 国民所得の決定1(45度線分析、インフレギャップ、デフレギャップ)
第3回 国民所得の決定2(乗数)
第4回 貨幣市場1(貨幣需要、貨幣供給)
第5回 貨幣市場2(貨幣乗数、金融政策の手段)
第6回 IS-LM分析1(IS曲線、LM曲線)
第7回 IS-LM分析2(政策の効果、流動性のわな)
第8回 消費理論
第9回 投資理論
第10回 国際マクロ経済学1(為替レート)
第11回 国際マクロ経済学2(IS-LM-BP分析)
第12回 経済成長理論1(ハロッド=ドーマーの成長論)
第13回 経済成長理論2(新古典派の成長論、資本蓄積の黄金律)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業内で、できるだけ自己完結的な説明を行う予定なので、予習の必要性は高くありませんが、もし予習を行うのであれば、教科書(どのような教科書でも構いません。)などで、理解しにくい点を事前に確認して上で、授業に臨んでいただければと思います。復習に関しては、理解を定着させるうえでも、しっかりと行うようにお願いします。授業で丁寧な説明を行う予定なので、板書を中心に十分に時間をかけて復習するようにお願いします。復習していて疑問点が生じた場合は、放置せず、教科書を調べたり、(授業終了後などに)質問するようにお願いします。また、授業で取り扱う演習問題に関しては、復習として、もう一度解き直し、十分に理解できているかを確認するようにお願いします。
2024-02-22 02:09:53 - 岡田 知之
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 基本的には試験で評価を行う予定です。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは利用せず、必要に応じてプリントを配布する予定ですが、もしテキストを使う場合には、授業中に指示をします。
その他特記事項
特になし
参考URL
特になし