シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特殊研究(空間経済) | 2026 | 通年 | 火3 | 経済学研究科博士課程後期課程 | 曽 道智 | ゼン ダオズ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM6-101L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
基本的に日本語を使いますが、必要に応じて英語・中国語も可能です。
授業の概要
本特殊研究は、空間経済学における独占的競争モデルおよび一般均衡分析を基礎として、それらの理論枠組みを関連分野へ応用する能力を養うことを目的とする。特に、国際貿易論、地域経済学、都市経済学、公共経済学、労働経済学、産業組織論、環境経済学、農業経済学、さらにはデジタル経済といった新しい研究分野において、空間経済学的アプローチがどのように用いられているかを体系的に習得する。履修者は、既存研究の精読と発表、理論モデルの構築および拡張、応用分野への接続を通じて、空間経済学を研究ツールとして主体的に活用する力を身につける。
科目目的
本演習の目的は、空間経済学の中核をなす独占的競争モデルと一般均衡手法を深く理解するとともに、それらを履修者各自の関心分野に応用できる研究能力を育成することにある。理論モデルの背後にある経済直観と数学的構造の双方を把握した上で、既存研究の位置づけや限界を批判的に検討し、新たな研究課題を設定する力を涵養する。
到達目標
本演習を修了した履修者は、以下の能力を身につけることを目標とする。
1. 空間経済学における独占的競争モデルおよび一般均衡分析の基本構造を厳密に説明できる。
2. 代表的な空間経済学モデルを再現・拡張し、理論的含意を導出できる。
3. 空間経済学の理論枠組みを用いて、関連分野の研究課題を理論的に分析できる。
4. 関連分野の先行研究を空間経済学の視点から位置づけ、独自の研究課題を設定できる。
5. 自身の研究テーマに即した空間経済学的分析枠組みを構築し、学術的に発表できる。
授業計画と内容
1. オリエンテーション:授業の進め方
2. 集積・分散の経済直観とモデル化
3. 独占的競争モデルの基礎
4. 輸送費と市場アクセス:氷塊輸送費の役割
5. 一般均衡による労働移動と賃金格差分析
6. 均衡の多重性と安定性分析
7. 異質企業の導入
8. VES型効用関数の展開
9. 均衡と最適の分析
10. 地域経済学への応用:理論モデルと文献検討
11. 国際貿易への応用例:理論モデルと文献検討
12. 環境経済学への応用例:理論モデルと文献検討
13. 公共経済学への応用例:理論モデルと文献検討
14. 労働経済学への応用例:理論モデルと文献検討
15-17 履修者による文献輪読
18-20 履修者による研究テーマ報告
21-23 新しいモデル構築の挑戦
24-26 モデルの解析と修正
27. 結果分析と政策含意
28. 総括:空間経済学の今後の展開
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 80 | 宿題やレポートにより評価する。 |
| 平常点 | 20 | 授業中の質疑およびレスポンスの内容を通じて評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:
曽道智・高塚創 (2016). 空間経済学, 東洋経済新報社。ISBN-13 : 978-4492314852
参考書:
関連学術誌の最前線の論文