シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本美術史(近世以前)/日本美術史A | 2024 | 前期 | 火2 | 文学部 | 近藤 暁子 | コンドウ アキコ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-HR1-T204
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
古代から近世までの主要な美術作品について、画像を提示しながら作品の様式・作風といった時代的特徴や作品が生み出された社会背景について解説し、日本美術の流れを紹介します。
また、現存する美術作品は私たちが最も身近に接することのできる「歴史」そのものでもあります。芸術作品のもつ歴史資料としての側面についても触れ、その多様性についても感じていただきたいと考えています。さらに実作品と接する機会となる展覧会などについてもタイムリーな情報を伝え、積極的にその機会を促します。
科目目的
古代から近世まで、日本美術史の基本的な流れを理解するとともに、美術作品を生み出した社会背景との関係性にも着目することを目的とします。
到達目標
講義で紹介される様々な作品を見ることにより作品鑑賞の視点を養い、自分で興味を持てる作品を見つけて日本美術に親しみを抱くとともに、講義終了後も将来的に日本美術・文化に興味関心を持てるようになることを目標とします。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション 美術史を学ぶということ
第2回 飛鳥時代
第3回 奈良時代
第4回 平安時代1 密教の影響から和様化へ
第5回 平安時代2 王朝の美術
第6回 平安時代3 院政期の美術
第7回 鎌倉・南北朝時代1 彫刻作品の展開
第8回 鎌倉・南北朝時代2 絵画作品の展開
第9回 室町時代
第10回 桃山時代
第11回 江戸時代1 絵画作品の展開1 江戸時代前半を中心に
第12回 江戸時代2 絵画作品の展開2 江戸時代後半を中心に
第13回 江戸時代3 彫刻作品と工芸品の展開
第14回 まとめ
※なお、授業計画は、順序や内容が若干変更する可能性もあります
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
必須ではありませんが、興味を持った参考文献について、授業に関する部分に事前に目を通しておくと、授業内容に対する理解をより深めることができると思います。また、授業後に参考文献を紐解くことも同様の効果が得られるので推奨します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 授業内容に関わるテーマについて、記述式の試験を行います。授業内容を理解し、自分なりの観点から記述できるかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業内容に関する質問等については、manabaの掲示板等の機能により対応を考えています。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
博物館・美術館に勤務する実務経験なども踏まえて講義します。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
展覧会などを通じて、積極的に実作品に接する機会を設けていただくことを希望します。そのため、実作品と接する機会となる展覧会などについても特に講義に関連する情報を伝え、その機会を促すことを心がけていきます。
テキスト・参考文献等
【テキスト】
必要に応じて、授業時、もしくは事前にmanabaで配布します。
【参考文献】
・辻惟雄監修 『カラー版 日本美術史』(増補新装版) 美術出版社 2003年
・辻惟雄 『日本美術の歴史』 東京大学出版会 2005年
・『日本美術全集』全20巻 小学館 2012~2016年
その他、必要に応じて授業中に紹介します。