シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西洋美術史(近現代)/西洋美術史B | 2024 | 後期 | 月3 | 文学部 | 永井 裕子 | ナガイ ヒロコ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-HR1-T207
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
17世紀バロックから20世紀までの西洋美術の概論を学びます。美術作品は制作された時代の文化を反映しており、絵画や彫刻作品を知ることでその背後にある歴史を学ぶことができます。写真や映像など豊富な視覚資料を参照しながら、時代の流れのなかでの芸術の展開に対する理解を深めて下さい。
科目目的
西洋美術に関する基礎知識を身に付け、その背景にある西洋の歴史文化に対する理解を深めることを目的とします。また、芸術家や作品に関する知識を得るだけでなく、美術作品の見方を身につけることを目指します。
到達目標
- 17世紀初頭から20世紀までの時代区分と、それぞれの時代の特徴を説明できる。
- 各時代の代表的な芸術家をあげることができる。
- 各時代の代表的な作品をあげることができる。
- それぞれの時代における理想的な美的概念を、歴史全体の中に位置づけながら説明できる。
– それぞれの時代の芸術作品と関係する文化的事象を説明できる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス、バロック1:イタリア①
第2回 バロック2:イタリア②
第3回 バロック3:フランドル、オランダ、スペイン
第4回 バロック4:フランス古典主義
第5回 ロココ美術
第6回 新古典主義
第7回 ロマン主義①
第8回 ロマン主義②、写実主義
第9回 印象主義①
第10回 印象主義②、ラファエル前派
第11回 象徴主義、19世紀彫刻、アーツ・アンド・クラフツ運動
第12回 後期印象主義、世紀末美術
第13回 20世紀美術
第14回 到達度確認
なお、講義内容は進捗状況に応じて変更する可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外に積極的に美術館・博物館を訪れ、芸術作品に触れるようにしてください。
※中央大学文学部は、在学生を対象として「東京国立博物館」および「国立美術館」(東京4館)のキャンパスメンバーズに加入しています。詳細は下記を参照してください。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/letters/info/campusmembers/
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 70 | 授業内容の到達度確認試験を行います。 |
平常点 | 30 | 毎回の授業にて出席確認を行います。出席確認では各授業での内容理解を確認する小テストを課し、不正解の場合には欠席とみなします。 なお、4回以上欠席した場合には、試験の成績にかかわらず不合格となります。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
第1回、第7回、第12回の授業時間内にオンラインでの質問を受け付けます。
期末試験のフィードバックは行いません。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンラインでのオンデマンド授業を行います。初回授業時間内に必ずmanabaのコースニュースを確認してください。
また、パソコンなど、大きな画面で複数画面を表示できる端末が必要になります。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
高階秀爾, 三浦篤編『西洋美術史ハンドブック』新書館, 1997年.
【参考文献】
E・H・ゴンブリッチ『美術の物語』ファイドン, 2007年.
『世界美術大全集:西洋編』全28巻、小学館、1992-97年.