シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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運動と生体システム/健康と睡眠の科学 | 2024 | 後期 | 金5 | 文学部 | 永嶋 秀敏 | ナガシマ ヒデトシ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-HS1-T905
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
生体リズムと睡眠の基礎的な知識の獲得、および自身の生活への応用をめざす。
科目目的
人間を含むあらゆる生物は、生体リズムといわれる様々なリズムによって制御されている。
近年、社会が24時間化し、昼夜を問わず労働や社会生活が営まれる環境が定着したことによる恩恵は多くあるが、その反面生体リズムの乱れによる健康への影響について問題になってきている。特に概日リズムは、体温、血圧、行動パターンそして睡眠に密接に関連している。睡眠の乱れは、心身の健康のみならず肥満などの生活習慣病の原因になりうることが報告されている。
本講義では、健康な生活を送るために生体リズムの正しい理解と好ましい生活習慣の知識の獲得し日常生活において実践できるようになることを目的とする。
到達目標
この科目では、自己の睡眠・覚醒リズムを正しく理解し、健康を保持・増進させるための好ましい生活習慣を獲得するとともに、良好な睡眠の社会的な意義や価値について基礎的な知識を習得することを目的とする。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.なぜ人は眠くなるのか
3.睡眠の基礎(1)レム睡眠とノンレム睡眠
4.睡眠の基礎(2)生体リズム
5.睡眠と社会
6.昼寝のススメ
7.睡眠を測る(1)脳波他
8.睡眠を測る(2)アクチグラフ他
9.睡眠障害(1)不眠と過眠
10.睡眠障害(2)四つの睡眠障害
11.概日リズム睡眠障害
12.睡眠衛生(1)睡眠環境
13.睡眠衛生(2)生活習慣
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 期末レポート |
平常点 | 60 | 課題の提出状況 |
成績評価の方法・基準(備考)
自身で記録した睡眠・覚醒リズム票に基づき作成した小レポートを2〜3回提出(授業の進捗状況により若干の変更あり)。その上で、期末(最終)レポートを作成し、提出していただきます。
なお、課題提出が一回でもない場合、期末レポートの点数に関わらず評価の対象外となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
適宜紹介および配布する。