シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会言語学特論 | 2024 | 後期 | 金2 | 文学部 | 朝日 祥之 | アサヒ ヨシユキ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LG3-U406
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、言語接触の諸問題を取り上げ,言語接触によって発生する現象に関する問題について理解を深めてもらうことを目的とする。当該分野における日本・欧米の研究動向を踏まえ、日本語と他言語の接触をはじめ、日本国内外で発生する言語接触の諸現象を取り上げる。授業で取り上げるテーマは,言語接触論,ドメイン、言語景観、ピジン・クレオール,コード切り替え,ニッケイ社会の日本語(北海道,台湾,サハリン,ハワイ,南北米の日本語),日本国内の外国語、日本手話、日本語対応手話と日本語などである。
科目目的
本科目の目的
言語接触の基礎的知識を見つけるとともに,関連テーマの研究動向,研究成果,私たちの使う言葉遣いに見られる様々な特徴を知ることができる。
到達目標
自分自身が使用する言語の特徴について内省できるようになる。言語接触による現象について自分で観察し,説明できるようになる。
意義
言語接触はこれからの日本語社会においては主要テーマになる。自分自身が外国語を使用することの意味,第二言語を使用することの意義,評価などについて考えられるようになる。
到達目標
言語接触に関する状況への理解を深めることができる。
外国語習得を行う目的,第一言語と外国語を使うことの意味,海外で使われている日本語の多様性などを知ることができる。
消滅の危機に瀕した言語に対する理解を深めることができる。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション
第2回 言語接触論
第3回 ドメイン
第4回 言語景観
第5回 ピジン・クレオール
第6回 コード切り替え
第7回 日本語の接触方言(1)北海道
第8回 日本語の接触方言(2)サハリン
第9回 日本語の接触方言(3)ハワイ
第10回 日本にある外国人コミュニティの言語(1)韓国・中国
第11回 日本にある外国人コミュニティの言語(2)ブラジル・ペルー
第12回 日本にある外国人コミュニティの言語(3)南アジア
第13回 日本手話・日本語対応手話と日本語
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 本科目内容の全体的な確認 |
平常点 | 40 | 議論への参加,授業参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講義ではレジュメを配布するため,テキストは使用しない。