シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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外国史(教職) | 2024 | 後期 | 水2 | 教職 | 鹿野 美枝 | シカノ ミエ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC1-A101
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現在は過去の積み重ねの上にあり、歴史を知ることは現代の世界のなりたちを知る上でも極めて重要である。本科目では古代から現代に至る世界の歴史を扱うが、細かい知識の修得を目的とするのではなく、歴史の全体像を俯瞰することで歴史的なものの見方を学び、現代の世界に対する多様な理解をできるようにしていく。また、一面的な歴史観を乗り越えるため、問いを立てることにひとつの重点をおく。
科目目的
世界史を学ぶことで、歴史的観点から物事を把握する力を養う。
グローバル化の進む現代世界において異なる世界の歴史を学ぶことで、異文化に対する理解を深め、多角・多層的、批判的に物事を考える力を身につける。
到達目標
歴史を学ぶことで、長期的で多角的な視野を身につける。
歴史上の史資料を読み解いていくことで、情報リテラシーを身につける。
様々な歴史観・世界観を知ることで、批判的な思考をできるようにする。
授業計画と内容
第1回:イントロダクション(授業の概要説明)、なぜ世界史を学ぶのか
第2回:古代文明・古代帝国と地域世界の形成
第3回:地域世界の再編
第4回:海陸の交流とモンゴル帝国
第5回:近世世界のはじまり
第6回:大航海時代
第7回:アジア伝統社会の成熟
第8回:ヨーロッパの奇跡
第9回:近代化の広がり
第10回:「ウエスタン・インパクト」とアジアの苦悩
第11回:帝国主義とアジアのナショナリズム
第12回:第二次世界大戦とアジア太平洋戦争
第13回:冷戦と民族独立の時代
第14回:まとめ、改めて歴史を学ぶ意義
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
あらかじめテキスト(教科書)の該当箇所に目を通しておくこと。
各回の授業前後には、用語・事項などの不明点や疑問点を、辞書・辞典等を用いて自ら調べること。
興味あるテーマ・トピックについては、授業内で適宜紹介する参考文献等にあたり、積極的に学習し自らの理解を深めてほしい。また、学術書に限らず、ひろく関連する小説や映画等、時事・文化ニュースなども紹介するので、各自も日常から関連するニュースに広く関心をもってほしい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 授業内容の理解度をはかる。 |
平常点 | 40 | 毎回の授業でコメントシート(リアクションペーパー)を提出してもらう。たんなる感想ではなく、自分なりの考えを表現できるかを重視する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト(教科書):
大阪大学歴史教育研究会編『市民のための世界史』大阪大学出版会、2014年、ISBN9784872594690
参考書:
北村厚『教養のグローバル・ヒストリー 大人のための世界史入門』ミネルヴァ書房、2018年、ISBN9784623082889
その他参考書は各講義の時間に紹介する。