シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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倫理学概論Ⅰ | 2024 | 前期 | 火3 | 教職 | 齋藤 宜之 | サイトウ ヨシユキ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC3-A903
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
倫理学とは、狭い意味では「善い行為とは何か」「善き生とはいかなるものか」という問いについて原理的次元にまで遡行して考察する学問であるが、本講義では、そのような狭義での「倫理学」のみならず、その前提となる理論や世界観にまで視野を広げて講ずる。
また、本講義が教職科目であることにも鑑み、受講者が将来高校などの教壇に立つ際に役立つ知識を提供する。
科目目的
倫理学とその基礎となる哲学の理論や概念について、幅広く理解することを目的とする。
到達目標
倫理学・哲学の理論や概念を自家薬籠中のものとし、それらを道具として用いて多様な問題について自由自在に思考できるようになることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 ガイダンスとイントロダクション
第2回 超越と内在:プラトンとアリストテレス(1)
第3回 善き生の諸相:プラトンとアリストテレス(2)
第4回 模倣術としての芸術:プラトンとアリストテレス(3)
第5回 キリスト教の思想
第6回 cogitoの哲学:デカルト
第7回 主観性の哲学:カント
第8回 功利主義と義務論:J.S.ミルとカント
第9回 可死性の哲学:ヤスパース・ハイデガー
第10回 不死性の哲学:アーレント
第11回 思考と複数性:カント・アーレント
第12回 アイヒマンと「悪の凡庸さ」:アーレント
第13回 リトルロック問題:アーレント
第14回 到達度確認
※ 講義の順序とテーマは必要に応じて多少の変更もありうる。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
紹介した文献等を可能な範囲で読むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 授業内で得た知識を活かしたうえで、自らの頭で考え抜いた論述を高く評価する。 |
平常点 | 30 | リアクションペーパーの内容や講義内における質問等の積極性を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
必要に応じてメール等での質問も受付ける。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてmanaba等を活用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・特定のテキストは指定しない。
・講義資料は授業時に配布する。必要に応じて、PDF資料をmanaba上にアップするので、受講者は各自ダウンロードすること。
・参考文献については授業内で適宜紹介する。