シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法学基礎演習B1 | 2025 | 春学期 | 木4 | 法学部 | 金 彦叔 | キム オンスク | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-003S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、グローバルなビジネス展開を行う企業の法的リスクを理解し、国際的な商事紛争解決の課題について学ぶ。本授業ではまず、グルーバルなビジネス展開を、モノ、サービス、情報(知的財産)、資本の類型別に分析し、それぞれのビジネスの特徴や法的リスクを学び、国際企業法務におけるリーガル・リスク・マネジメントについて検討する。また、リスク・マネジメントの一環として、英文契約書の特徴を理解し、ドラフティングの仕方についても学ぶ。さらに、国際的な紛争解決メカニズムを理解し、実際にあった紛争事例を題材として議論を深める。
科目目的
本科目の目的は、グローバルなビジネス展開を行う企業の法的リスクを理解し、国際的な商事紛争解決に関する基礎的な知識を取得することで、国際企業法務におけるリーガル・リスク・マネジメントを理解することである。
到達目標
①グローバルビジネスの現状と課題を理解する。
②英文契約書の特徴や仕組みが理解できる。
③国際的な商事紛争解決の仕組みを理解し、適切な紛争解決手段について、リーガル・リスク・マネジメントの観点から考えることができる。
④事例研究、発表ができる。
授業計画と内容
1.オリエンテーション
2.グローバルなビジネス展開の3つの類型と法的リスク
3.契約交渉・契約書の作成・紛争解決条項のドラフティング
4.英文契約書①-Basic Structure
5.英文契約書②-一般条項(BP Clauses)
6.英文契約書③-Purchase and Sale Agreement
7.商事紛争解決の基礎①-裁判
8.商事紛争解決の基礎②-仲裁
9.事例研究・発表①-モノ・サービス
10.事例研究・発表②-知的財産・ライセンス
11.事例研究・発表③-FDA・海外進出
12.事例研究・発表④-国際裁判管轄・管轄合意
13.事例研究・発表⑤-仲裁合意・仲裁機関
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業スケージュルに沿って毎回予習・復習を行ってください。予習・復習の際には、授業で配布する資料をしっかり読むとともに、授業で紹介する資料や文献も自ら調べてまとめておく習慣を身につけてください。課題が出る場合があります。しっかり行ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 50 | 授業への参加度、学習姿勢 |
その他 | 50 | 課題への取り組み、プレゼンテーション |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しません。参考書は,必要に応じて授業中に紹介します。
その他特記事項
■授業の工夫■
この科目では、受講生の積極的な参加が大切です。そのため、授業の冒頭で予習の状況や課題への取り組みの状況の確認を行います。