シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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FLP演習A(環境・社会・ガバナンス) | 2025 | 通年 | 木5 | 学部間共通科目 | 蒲谷 景 | カバヤ ケイ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
UW-IF2-F01S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【テーマ】環境政策を提言する
この演習の目的は環境問題に関する政策提言レポートを執筆することです.演習の前半ではまず,専門書や既存の政策提言文書を読みながら,環境問題の現状や政策提言の方法などについて学んでいきます.これらを踏まえ,自分(たち)の政策提言の方向性や内容を絞り込み,さらに必要な情報を整理していきます.後半では,進捗状況を発表しながら互いに意見交換を行い,政策提言の内容を精査していきます.そして,何度かの推敲を行いながら,政策提言レポートの完成を目指します.なお,レポートは個人での執筆でも,グループでの執筆でも,またはその両方でも構いません.
科目目的
現代の主要な課題のひとつである環境問題について学び,今後必要となる政策等を提言することで,課題発見力や発信力を養います.レポート作成の過程では論理的思考力などを伸ばすとともに,相互学習やグループワーク等を通じてコミュニケーション力やリーダーシップなども高めていきます.
到達目標
・環境問題について広く理解する.
・関心のある環境問題を深く調べ,必要な対策等を述べることができる.
・政策を提言するようなレポートを執筆できるようになる.
授業計画と内容
<前期>
第1回 ガイダンス
第2回 自己紹介・フリーディスカッション
第3回 文献輪読①(資源循環)
第4回 文献輪読②(生物多様性)
第5回 文献輪読③(気候変動)
第6回 政策提言を読む(循環経済)+ディベート
第7回 政策提言を読む(食料システム)+ディベート
第8回 政策提言を読む(カーボンニュートラル)+ディベート
第9回 調査研究分野の検討
第10回 調査研究計画(分野・スケジュール)の発表
第11回 課題の背景について文献調査
第12回 現在の政策について文献調査
第13回 詳細な調査研究課題の発表
第14回 まとめ
<後期>
第15回 レポートの執筆方法を学ぶ
第16回 中間発表準備
第17回 中間発表・意見交換①(議論全体の流れ)
第18回 中間発表・意見交換②(政策提言の内容)
第19回 追加調査
第20回 レポート執筆(背景)
第21回 レポート執筆(政策提言)
第22回 レポート読み合わせ・意見交換①(前半グループ)
第23回 レポート読み合わせ・意見交換②(後半グループ)
第24回 成果報告会用の資料作成
第25回 成果報告会の発表練習①(前半グループ)
第26回 成果報告会の発表練習②(後半グループ)
第27回 レポート仕上げ
第28回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
個人またはグループでの研究活動の時間を授業中にも設けますが,進捗状況に応じて授業時間外での作業が発生すると思います.また,文献輪読などの発表資料についても授業時間外に作成してもらうことが考えられます.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | ディスカッションへの参加,調査分析の内容,発表の態様,レポートのクオリティのほか,ゼミ全体の企画運営などへの貢献度も加味して,総合的に評価します. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
必要に応じて授業時間外でも対面やメールでコメントなどします.
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
青木淳一・一ノ瀬大輔・小林宏充(2024)『環境学入門-法学・経済学・自然科学から学ぶ』慶応義塾大学出版会