シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
【通教 オンデマンド】労働法(集団的労働法)/労働法1(団体法) | 2023 | その他 | 1~4期 | 通信教育課程 | 米津 孝司 | 3・4年次配当 |
科目ナンバー
JD-SO3-210L
履修条件・関連科目等
【通信教育課程の学生対象】
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
労働法1では、労働法の基礎理論および労働組合法を中心とする集団的労働関係法を学ぶ。社会法としての労働法の特質について、労働法の歴史的生成・展開にそくして解説し、労働法の全体像をまずは理解してもらう。そのうえで、集団的労働関係法の各テーマについて検討してゆく。講義形式の授業で基礎知識を獲得しつつ、随時、事例問題の検討を通じて応用能力を身につけていただく。
科目目的
労働法の体系的・原理的な理解と解釈技法を身につけ、現実の企業社会における応用能力を獲得することを目的とする。
到達目標
労働法の知識のみならず、組合をめぐる問題を素材に、職場における人間関係について、自ら考える能力を養う。
授業計画と内容
1 労働法の全体像と法源(労働条件決定システム)─労働法の意義・対象
2 労働法の全体像と法源(労働条件決定システム)─労働法の体系
3 労働法の全体像と法源(労働条件決定システム)─法源と労働条件の決定システム
4 集団的労働関係法総論
5 労働組合の組織と運営─総説
6 労働組合の組織と運営─労働組合の資格要件
7 労働組合の組織と運営─加入・脱退と組織運営、組合費・チェックオフ、ユニオンショップ協定の効力、労働組合の統制権
8 団体交渉─団体交渉権の意義・内容、団体交渉の主体
9 団体交渉─団体交渉の対象事項・手続、団体交渉拒否の救済手続
10 労働協約
11 不当労働行為、争議行為
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
当該科目を体系的に学習するための望ましい前提科目としては、労働法2(個別的労働関係法)、憲法、民法の財産法等がある。あわせて学習することが望ましい科目としては、基礎法の諸科目をあげておきたい。労働運動が低迷して久しく、学習者にとって労働組合法の問題はなかなかイメージしにくいかもしれないが、それでも企業横断的なユニオンをめぐる新たな動きもある。新聞やインターネット等を注意深く観察し、素材を拾う努力をしてほしい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
その他 | 100 | 科目試験により最終評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
■スクーリングで使用する教材
おもに授業用レジュメを利用する。
■推薦図書
なし
その他特記事項
【通信教育課程はなし】