シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋近世哲学特殊研究A | 2025 | 前期 | 金5 | 文学研究科博士課程後期課程 | 青木 滋之 | アオキ シゲユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-WP6-103L
履修条件・関連科目等
関連知識は授業内でも説明していく予定だが、クワインの論文は論理実証主義の批判を眼目としているため、カルナップやエアーといった代表的な論理実証主義の論者の書き物を事前に読んでおくと良い。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代の自然主義哲学の出発点となった、クワインの有名な論文を読み進める。次いで、自然主義の旗手であるコーンブリスの著作も読み進めていく予定である。
科目目的
前期は、現代の自然主義の出発点となったクワインの2本の論文、「自然化された認識論」と「自然種」を読み進めていき、自然主義哲学の基本構想を押さえることを目的とする。
到達目標
自然主義の基本論文を読解していくことを通じて、伝統的な基礎づけ主義という哲学理念の放棄と、科学と連続した新しい哲学の構想という、二つの側面を押さえていくことを目標としたい。
授業計画と内容
第1回 授業イントロダクション
第2回 Epistemology Naturalized その1
第3回 Epistemology Naturalized その2
第4回 Epistemology Naturalized その3
第5回 Epistemology Naturalized その4
第6回 Epistemology Naturalized その5
第7回 Epistemology Naturalized まとめ
第8回 Natural Kind その1
第9回 Natural Kind その2
第10回 Natural Kind その3
第11回 Natural Kind その4
第12回 Natural Kind その5
第13回 Natural Kind まとめ
第14回 前期まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | ほぼ毎回のペースで、参加者にレジュメを担当してもらう予定である。そうした平常点で100%とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
Hilary Kornblith, Naturalizing Epistemology (2nd edition), MIT Press, 1994