シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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開発系プログラミング演習 | 2024 | 後期 | 火3 | 理工学部 | 鳥海 重喜 | トリウミ シゲキ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IG3-8A02
履修条件・関連科目等
「プログラミング上級演習」,「基盤系オブジェクト指向プログラミング演習」を履修済みであることが望ましい.
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
Java言語によるプログラミングの演習を行う.
科目目的
Java言語を用いて,GUI, データベース, ネットワークアプリケーションに関するプログラムを実装する技術を習得することを目的とする.
到達目標
①JavaFXを利用したGUIプログラムを実装できる,②Swingを利用したGUIプログラムを実装できる,③データベースを利用したプログラムを実装できる,④ネットワーク通信を行うプログラムを実装できる,ことを目指す.
授業計画と内容
第1回 Javaの復習
第2回 JavaFXによるウィンドウアプリの開発:デジタル時計
第3回 JavaFXによるウィンドウアプリの開発:アナログ時計
第4回 テキストフィールドを利用した数独アプリの開発
第5回 コンボボックスを利用した数独アプリの開発
第6回 電卓の開発
第7回 オセロゲームの開発(1):盤面の表示
第8回 オセロゲームの開発(2):石の配置
第9回 オセロゲームの開発(3):手番の管理
第10回 オセロゲームの開発(4):コンピュータとの対戦
第11回 オセロゲームの開発(5):戦略の評価
第12回 オセロゲームの開発(6):ネットワーク対戦
第13回 データベースアクセス(1):テーブルの検索
第14回 データベースアクセス(2):GUIによるテーブルの検索
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
Javaの基本的な文法は習得済みとして授業を進めるので,事前に「基盤系オブジェクト指向プログラミング演習」の内容を復習しておくこと.
授業時間内にレポート課題をやり遂げることが出来なかった場合,次回の授業までに必ず取り組んでおくこと.提出できたレポート課題に対しても,様々な入力パターンを与えることで,プログラムに誤りがないか確認すること.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 各回のテーマに沿った演習課題をレポートして提出する.プログラムの場合は,求められる仕様を満たしているかどうか評価する. |
成績評価の方法・基準(備考)
授業実施回数の2/3以上の出席を確認できない場合は,レポートの評価結果が単位取得条件を満たしていても単位は認定されない.授業への出席に関する確認方法は別途提示する.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
情報工学科プログラミング演習室でJava言語の実習環境を提供する.
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
Web系/オープン系/汎用系システムの開発・保守(1999年4月~2003年1月,キヤノン株式会社勤務)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
システム開発及び保守の経験を踏まえ,Graphical User Interfaceの設計やネットワーク通信を利用するアプリケーション開発などを演習に取り入れる.
テキスト・参考文献等
テキスト:講義資料を随時配布する.
参考書:高橋麻奈,やさしいJava活用編 第6版,SBクリエイティブ株式会社,2019年,ISBN: 978-4-8156-0083-9