シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経済Ⅱ | 2024 | 後期 | 金4 | 理工学部 | 清水 弘幸 | シミズ ヒロユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-EO1-HB16
履修条件・関連科目等
この科目を履修するにあたっての前提知識は特にないが、新聞の経済記事などを購読し、現実の経済の動きに関心をもってほしいと考える。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
マクロ経済学はGDP(国内総生産)、雇用量(失業率)、物価など経済の巨視的な動向を分析対象とする。この講義は、現代経済学の入門篇として、マクロ経済学の基礎的な部分を取り上げ、経済学をはじめて受講する学生にもわかりやすいように、図や数値例を用いて説明を行う。また、各受講者がさまざまな経済現象に対する見方や考え方を養えるよう、理論だけでなく、現実の経済の動向についても解説を加える予定である。また、授業毎にレジュメをmanaba上にて配布しますので各自用意してください。
科目目的
経済学の基礎内容をマクロ経済学の側面から習得すること。
到達目標
この講義の目標は、新聞やニュースでよく取り上げられるような、主要なマクロ指標(GDP、CPI、M1など)を理解し、国の経済政策についても基本的な方向性を把握できるようになることである。現代経済学の基礎を確立するため、この科目とともに、前期科目の「経済Ⅰ」を受講することが望ましい。特に、国家・地方公務員や各種の国家資格試験を受験する人にとっては有益な科目となろう。
授業計画と内容
第1回 経済学とは何か
第2回 経済の仕組みと経済循環
第3回 GDPと三面等価
第4回 物価と景気循環
第5回 有効需要の原理とケインズモデル
第6回 民間経済のモデル
第7回 民間経済の均衡GDPと乗数効果
第8回 政府と財政政策
第9回 混合経済のモデルと均衡
第10回 国際収支
第11回 開放経済のモデルと均衡
第12回 貨幣、貨幣供給、信用創造
第13回 貨幣需要と貨幣市場の均衡
第14回 到達度の確認・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習は次回の授業内容に関して、事前に教科書に目を通しておくことが望まし
い。復習はノートをきちんとまとめるなどして、次回まで理解度をできるだけ完
全にしておくようにする。レポートや確認(小)テストが課される場合は、試験準備と平常点の
両面から非常に重要ですので、必ず期日までに作成し、提出してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 中間試験はmanaba上の小テストで評価します。 |
レポート | 60 | 期末試験はmanaba上の小テストで評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート(小テスト)は平常点的な評価を含むと理解してください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
小テストの結果は締切後に提出者には正答を含めて公開します。小テストや授業内容について解説が必要な場合、小テストにフィードバック解説を加えたり、追加の解説動画を配信することもあります。
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:嶋村紘輝編著「マクロ経済学」(成文堂)
参考書:嶋村・佐々木・横山・晝間・横田・片岡著「入門マクロ経済学」(中央経済社 3,200円)
参考書:嶋村紘輝著「入門経済学 第2版」(中央経済社 3,500円)
福田・照山著「マクロ経済学・入門 第2版」(有斐閣 2,100円)