シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
電磁波工学 | 2024 | 後期 | 金3 | 理工学部 | 小林 一哉 | コバヤシ カズヤ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-EL3-5C19
履修条件・関連科目等
「電磁気学及演習1・2」、「解析概論」、「電磁界理論」の内容を修得していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この科目では、「電磁界理論」で学んだ電磁波の理論的基礎を基本とし、その工学的応用について講義する。特に、電磁波の散乱、レーダ、回折理論、アンテナ、光ファイバなどについて講義する。
科目目的
電磁波応用(電磁波散乱、レーダ、回折理論、アンテナ、光ファイバ等)に関する基礎知識の習得を目的とする。
到達目標
この科目は3年次前期科目「電磁界理論」に続くものであり、電磁波に関わる諸現象の工学的応用を教授することを目的とする。
授業計画と内容
1.電磁波の散乱とレーダ断面積(第1回~第4回)
第1回 ベッセル関数概要
第2回 無限長完全導体円柱による平面E波の散乱
第3回 無限長完全導体円柱による平面H波の散乱
第4回 レーダ断面積
2.回折理論(第5回~第6回)
第5回 グリーン関数とキルヒホッフの積分定理
第6回 フレネル・キルヒホッフの回折積分
3.アンテナ(第7回~第9回)
第7回 アンテナの基本性質
第8回 基本的なアンテナ素子
第9回 アンテナアレイ
4.光導波路(第10回~第12回)
第10回 光ファイバの基本構造
第11回 円筒座標系における基本方程式
第12回 光ファイバ中の波動
5.厳密な回折理論(第13回~第14回)
第13回 厳密な回折理論とは?
第14回 半無限平板による回折
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 授業内容全般に関する到達度確認 |
レポート | 20 | 授業内容の理解度に関する確認 |
平常点 | 10 | 受講状況 |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験の得点、2回のレポート評価、平常点(対面授業の出欠)を総合的に考慮して成績を評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・テキスト
講義資料を配布する。
・参考書
小塚洋司「光・電波解析の基礎」(コロナ社)
細野敏夫「電磁波工学の基礎」(昭晃堂)
本郷廣平「電波工学の基礎」(実教出版)
その他特記事項
参考URL
kazuya@tamacc.chuo-u.ac.jp
http://www.elect.chuo-u.ac.jp/kazuya/