シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究(演習)Ⅱ | 2024 | 後期 | 火4 | 総合政策学部 | 佐々木 隆文 | ササキ タカフミ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF4-SM02
履修条件・関連科目等
本ゼミナールのテーマに興味があること。
本ゼミナールの専門演習、事例研究を履修していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【研究テーマ】現在の企業は、厳しい国際競争勝ち抜く強さと、社会の諸問題(環境問題、格差、少子高齢化など)に対応する優しさが同時に求められています。企業が地球温暖化、ワークライフバランス、内外の格差問題に積極的に対応していくことは企業にどのような影響を及ぼすでしょうか。近年の研究では、企業が社会的責任を果たすことが経営リスクの低下、不況抵抗力、資金調達能力の向上につながることが示唆されています。また、このような企業行動を後押しする動きとして環境(Environment)、社会(Society)、ガバナンス(Governance)に着目したESG投資が急拡大しています。また、欧米を中心にフェアトレード消費も着実な広がりを見せています。
本ゼミナールでは環境、従業員、社会それぞれにおける諸課題に対し企業がどのように取り組むべきか、わが国でESG投資、フェアトレードを発展させていくための課題について勉強していきます。
ゼミはグループワークを中心に進めていきます。2年次、3年次に同じテーマを取り上げることがありますが、2年次のグループワークでは企業のケース分析が中心となる一方、3年次には企業のデータを用いた実証分析を行い、論理的思考力も平行して高めていきます。ゼミ合宿等についてはゼミ生との話し合いによって決めます。また、教員の実務経験を活かした進路指導も適宜行います。
科目目的
社会と調和した企業経営の姿を考える。
ESG投資、フェアトレードへの理解を深める。
到達目標
論理的思考力、プレゼンテーション能力、他者と協働する力など社会人として必要な基礎力を身につける。
授業計画と内容
第01 回 イントロダクション
第02 回 中間発表1
第03 回 中間発表2
第04 回 中間発表3
第05 回 因果関係の解明1
第06 回 因果関係の解明2
第07 回 因果関係の解明3
第08 回 サイエンティフィックライティング1
第09 回 サイエンティフィックライティング2
第10 回 アカデミックプレゼンテーション1
第11 回 アカデミックプレゼンテーション2
第12 回 卒業研究発表1
第13 回 卒業研究発表2
第14 回 卒業研究発表3
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に論文などを読むこと、他のメンバーと協力して発表資料等を作成すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 卒業研究、或いはリサーチレポートを総合的に評価 |
平常点 | 50 | プレゼンテーション及びその資料、ディスカッション |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート等50%、平常点50%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PC
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
証券系のシンクタンクで企業分析、マーケット分析などを担当
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
卒業研究の実務的インプリケーションについて議論する
テキスト・参考文献等
講義内で適宜提示します。
その他特記事項
ゼミで取り上げる論文には英語の論文も含みます 。英語の論文というと敷居が高そうに聞こえますが、実は学術論文で用いられる表現、用語はパターンが決まっており、慣れれば学部生でも全く問題なく読めます。現在は非英語圏の研究者も英語で論文を書く時代となっており、英語の論文を読めるようになることは皆さん方の可能性を大きく拡げるはずです。