科目ナンバー

SG-EL5-5C23

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

本科目では、有機物材料を用いた電子デバイス：「有機エレクトロニクス」技術について、基礎から最先端の知見まで学習し理解を深める。教員による各回のテーマに沿った講義を行い、また受講する学生による輪講形式の論文紹介やディスカッションも組み合わせて行う。

科目目的

・学部で学んだ電子回路や電子材料の基礎的な知識からさらに発展し、最先端の有機エレクトロニクスについて理解を深めること。
・有機物を使った電子デバイスの特性を理解し、社会に役立つデバイスの創成にどのようにつなげればよいか考えを深めること。
・最先端の論文を読んで理解し、人に紹介する技術を養うこと。

到達目標

・様々な有機エレクトロニクス技術について一通りの基礎知識を身につけること。
・最先端の論文を読み紹介できるようになること。

授業計画と内容

各回、下記のテーマに沿って教員が講義する。加えて、受講する学生が講義時間外に指定する論文を読んで発表資料をまとめ、授業中に紹介する輪講形式の発表も各回に行う。詳細は初回の講義でアナウンスする。

1. 本講義の進め方と概要/有機エレクトロニクスとは
2. 有機エレクトロニクス材料
3. 有機半導体/有機EL/有機太陽電池
4. フレキシブルエレクトロニクス
5. ウェアラブルエレクトロニクス
6. スキンエレクトロニクス
7. 体液センシング/マイクロニードル
8. ソフトエレクトロニクス/ソフトロボティクス
9. サイボーグ技術１―脳電極、埋め込み型センサ
10. サイボーグ技術２―電気浸透流、スマートコンタクトレンズ
11. サイボーグ技術３―薬剤輸送デバイス・生体吸収性デバイス
12. マイクロエレクトロニクス・MEMS
13. マイクロ流体デバイス
14. 到達度の確認・まとめ

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

各回で指名された学生は、指定した論文を事前に読んで発表資料をまとめ、講義中に発表を行う。
指名された以外の学生も、より深く理解するため該当の論文を読んでから講義に臨むことが推奨される。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

講義前にmanabaで参考資料を配付する。

その他特記事項

参考URL