シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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バイオエレクトロニクス特論 | 2024 | 後期 | 月3 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 吉田 昭太郎 | ヨシダ ショウタロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-EL5-5C24
履修条件・関連科目等
前期の「有機エレクトロニクス特論」を受講していることが望ましい
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では、生体材料を用いたエレクトロニクス技術であるバイオエレクトロニクスについて、基礎から最先端の知見まで学習し理解を深める。教員による各回のテーマに沿った講義を行い、加えて受講する学生による輪講形式の論文紹介やディスカッションも組み合わせて行う。
科目目的
・基礎的な生体材料の知識を学び、最先端のバイオエレクトロニクス技術について理解を深めること。
・バイオエレクトロニクス技術の発展について理解し、社会に役立つデバイスの創成にどのようにつなげればよいか考えを深めること。
・最先端の論文を読んで理解し、人に紹介する技術を養うこと。
到達目標
・生体材料やバイオエレクトロニクス技術について一通りの基礎知識を身につけること。
・最先端の論文を読み紹介できるようになること。
授業計画と内容
各回、下記のテーマに沿って教員が講義する。加えて受講する学生が講義時間外に指定する論文を読んで発表資料をまとめ、授業中に紹介する輪講形式の発表も各回に行う。詳細は初回の講義でアナウンスする。
1. 本講義の進め方と概要/バイオエレクトロニクスとは
2. バイオセンサ/バイオチップ
3. 生体分子センサ
4. 細胞センサ
5. 人工細胞センサ
6. DNAシーケンサ/DNAコンピュータ
7. バイオ発電/バイオエネルギー
8. Lab-on-a-Chip (化学実験・生物実験用マイクロチップ)
9. Organ-on-a-Chip/Microphysiological Systems(臓器マイクロチップ)
10. 細胞埋め込み型再生医療
11. 組織工学と細胞ロボット
12. 神経工学/人工脳と人工知能
13. ブレインマシンインターフェース
14. 到達度の確認・まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回で指名された学生は、指定した論文を事前に読んで発表資料をまとめ、講義中に発表を行う。
指名された以外の学生も、より深く理解するため該当の論文を読んでから講義に臨むことが推奨される。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 生体材料およびバイオエレクトロニクスについて基礎的な知識に習熟したかどうかを評価する。 |
平常点 | 60 | 最先端の論文を読み、わかりやすく発表を行えたかどうかを評価する。また、発表を聞いて積極的に議論に参加したかどうかを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講義中または講義前にmanabaで参考資料を配付する。