シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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法と社会 | 2025 | 春学期 | 木5 | 法学部 | 古田 裕清 | フルタ ヒロキヨ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL2-001L
履修条件・関連科目等
履修条件は特になし。ただ、本科目はアクティヴラーニング科目なので、履修者に課題を課し、調査・報告・グループディスカッションへの参加を求めます。能動的に授業へと参加することが必要です。関連科目は皆さんの発表内容次第で民法、会社法、金商法、特許法、著作権法などいろんな専門科目。倫理学や法哲学も関連し得ます。具体的なイメージを持ってもらうには下記「授業の概要」以下をご覧ください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
各自、自分の関心あるテーマ(特に就活を見据えて会社に関連するテーマ)で判例を調べ、発表し、全員で共有する。30人が発表すれば、30人分の知見と問題意識を全員で共有できる。
科目目的
本科目は、法律の制定や裁判所の判決をその社会的背景や思想的な背景を踏まえながら理解することを目的としています。科目の内容は各教員によって異なりますが、講義は、履修者と担当教員との双方向授業によって行われます。
到達目標
各自が自分の将来を思い描きながら関心ある職種・会社・業界について資料収集・調査し、パワポレジュメ等を作成してプレゼンする。その際、必ず判例を紹介すること。プレゼンでは参加者に対して質問を投げかけてもらい、グループディスカッションをリードしてもらう。グループディスカッションの結果に対してコメントもしてもらう(教員からも適宜、必要な情報提供やコメントを行う)。この作業を半期通して行うことで、様々な業界について様々な角度(民法、会社法、金融法、労働法、知財法、その他業界関連法など)から知見を深め、自分の職業的将来についてのイメージをより具体化してもらう。2年次以降の専門科目の学修を通してこの知見を更に深め、4年次の就活に活かしてもらう、そのきっかけを得てほしい。
授業計画と内容
この授業は実質的にゼミです。前年度は以下のような流れになりました。今年も同様の流れになります。まず古田がイントロ的な話をして、受講生が自分自身で会社と法に関連する具体的な発表課題を見つけ、関連判例を調査した上で発表・全体討論します。就活はまだ先だと思っているかもしれないが、「4年生になるまでその話は先送り」ではいけない。就職するとはどういうことか、会社とはどういう場なのか、ということを法律の勉強と関連付けながら今のうちから考えてほしい。就活を見据えて自分の関心の所在を確認し将来の方向性を各自考える機会にしたいと思います。
第1回 イントロ講義 会社とは何か、会社で働くとはどういうことなのか、人事部の考え方など
第2回 古田が昨年の発表者のサンプル紹介(こんな感じで発表準備してください)
第3回 個人・グループ発表、討論(人事部の仕事、過労死事件と働き方改革関連法)
第4回 同上(企業法務とは、タレント契約について)
第5回 同上(西武鉄道粉飾事件、三菱樹脂事件)
第6回 同上(違法ダウンロード問題、化粧品業界について)
第7回 同上(みずほ証券誤発注事件と民事責任、認知症の人が起こした鉄道事故賠償責任)
第8回 同上(オリンパス粉飾決算事件と金商法改正、ソニーの多角化戦略)
第9回 同上(登録商標権の侵害、ネット広告業界)
第10回 同上(銀行業務と法、食品偽装事件)
第11回 同上(過大広告と不競法違反、ベネッセ顧客情報漏洩事件)
第12回 同上(男女共同参画について、副業の勧め)
第13回 同上(会社の福利厚生について、東芝没落の原因)
第14回 同上(ANAと航空関連法、NPO法人について)
個人・グループ発表の題材は、授業の進行に合わせて相談して決定します。毎年いろんな会社関連の事件や事象が起きます。ロシアのウクライナ侵攻や米中対立に巻き込まれた日本企業にも大きな戦略転換が必要になっている。日本製鉄のUSスチール買収が米大統領により阻止された。粉飾決算や品質偽装、談合も相変わらず各社で発覚している。身近な偽ブランド品問題や転売ヤー問題でもいい。もっと古い話題や事件でももちろんいい。特定の会社、特定の業界について調べてもいい。企業はどんな問題に直面しているのか。どんなことでもいいです、関心があれば法的観点でいろいろ調べてみてほしい。調査結果を発表して皆と認識を共有し、議論討論して会社への洞察を深めてほしい。社会へ羽ばたく準備を始めてほしいです。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
アクティヴラーニング科目であり、自宅でプレゼン準備をしてもらうことが必須です。準備に際しては古田が個別に指導します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | プレゼン準備をしてパワポなどにより実際にプレゼンを行うこと。また、質疑応答を行うこと。他の発表者の発表時にはグループディスカッションに参加して意見表明すること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
適宜、個人指導します。メールのやり取りなどでアドバイスします。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
仮にオンラインとなった場合はWebexトレーニングによりプレゼンとグループディスカッションを行います。その場合のやり方等については適宜、指南します。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
法職講座で長年、ロースクール適性試験と未修者小論文の受験指導をやっていました。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
プレゼンのまとめ方、論点整理の仕方については細やかな指導ができるはずです。
テキスト・参考文献等
授業中に指示します。