シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習Ⅰ | 2024 | 前期 | 水4 | 総合政策学部 | 永松 京子 | ナガマツ キョウコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-BS1-0001
履修条件・関連科目等
なし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この科目では、ジェンダーの基本的な概念を理解したうえで、ジェンダーがいかに多くの領域と関わっているかを考えていきたい。また、ジェンダーと切り離すことができないセクシュアリティの問題についても時間が許す限り触れていきたい。
毎回の授業は、共通の文献の購読、教員の講義、学生各自のプレゼンテーション、それについてのディスカッションを混ぜながら進めていく。時間があれば、この授業のテーマに関連した問題を扱った映画を分析することも試みたい。映像を注意深くみながら、様々な問題がどのように表象されているかを検討していくこととする。
科目目的
この基礎演習ではジェンダーやセクシュアリティの諸問題を紹介し、われわれの性についての常識を考え直すことを目的とする。
同時に、文献の捜し方、読み方、レポートの書き方、ディスカッションの進め方などを習得することを第二の目的とする。
到達目標
自分の周囲の世界における問題に気づくこと、その問題にどのように対処できるかを考えること、自分の意見や考えを他人にわかりやすいように論理的に伝えられること、正確で論理的な文章を書けることを目的とし、将来他の科目を履修したり、卒論を書くときの準備をします。
授業計画と内容
授業の内容は以下のようになる予定である。
第1週 授業のテーマについての説明。授業の全体の流れの説明。学生の自己紹介。
第2週 異性愛中心主義とはなにか
第3週 性別は二つなのか
第4週 性的マイノリティとはなにか
第5週 性的マイノリティの歴史
第6週 われわれの身近にある問題についてI(学校や教育における問題)
第7週 われわれの身近にある問題についてII(社会における問題)
第8週 われわれの身近にある問題についてIII(家庭における問題)
第9週 われわれの身近にある問題についてIV(日本における問題)
第10週 われわれの身近にある問題についてV(世界における問題)
第11週 プレゼンテーションの仕方について
第12週 受講生によるプレゼンテーション
第13週 レポートの書き方について
第14週 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 期末に自分が選んだテーマについてのレポートを提出してもらいます。 |
平常点 | 20 | 積極的に話し合いに加わること、他の受講生のプレゼンテーションを聞き、質問やコメントをすることが求められます。 |
その他 | 30 | 受講生一人一人が自分が選んだテーマについてプレゼンテーションをします。自分の発表については事前に万全の準備をしてください。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、毎回資料を配布する。