シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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事例研究(演習)Ⅰ | 2025 | 前期 | 金3 | 総合政策学部 | 岩田 重則 | イワタ シゲノリ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF3-SM01
履修条件・関連科目等
履修者は、演習の授業として徐々に本格化する後期の事例研究Ⅱの前提の授業、導入として、前期のこの事例研究Ⅰがあると考えてほしい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【研究テーマ】日本の歴史と社会文化。日本の歴史学、社会文化研究、民俗学(事例研究Ⅰ・事例研究Ⅱ、前期・後期を通して)
◎受講生は、みずからの手でテーマを設定し、文献学的な研究(またフィールドワークを通して)、そのテーマについての結論を導き出す。
◎本ゼミ受講生の興味・関心は多様であり、各受講生がその興味・関心を伸ばすことができるようにしている。多様なテーマが成立することにより、自分以外の受講生のテーマを理解し、お互いに他者の思考を認め合い、共生する力を、論理のみならず、実感としても養う。
◎本ゼミの共通目標を強いていえば、なにか特別の共通・固定する研究をみんなで行なうことではなく、各受講生の多様なテーマのもとで、他者と多様性をお互いに認め合い、共生していく力を養うことである。
例)2024年度4年生の卒業論文テーマを例示する(ほぼ決定の内容)。
戦時中の女優は何を求められたか エナジードリンクの経営戦略 日本の食文化 共働き家庭における子育てサポート 東京都都市部の緑化対策 翻訳論 日本語のデザインの影響要素研究 熊野古道中辺路を事例とした地方観光システムの再考 映画「黄色い涙」にみる若者像 日本の女性労働と性別役割分担意識の研究 地域の社会問題 LUUPが社会に与える影響
例)2024年度3年生の2024年7月時点でのテーマを例示する(今後修正・転換あり)。
マスコットキャラクターの文化比較 歴史を学ぶ意義 出版業界の再生にむけて 日本茶の再興 テレビにおけるマスコットキャラクターの役割と効果 アニメーターの労働環境改善 地方財政と地方再生 子供の学習意欲の向上 先入観の研究 性格診断 労働者のメンタルヘルス 日米の教科書比較
科目目的
◎科目目的(事例研究Ⅰ・事例研究Ⅱ、前期・後期を通して)
日本の歴史と社会文化研究。
⑴受講生がみずからの課題を自分の力で設定し、解決する能力を身につける。
⑵多様性の理解と尊重。各受講生が異なる課題を持つことになるので、他の受講生の多様な課題を理解し、実感としても多様性を尊重する姿勢を身につける。
⑶平和を希求する。
到達目標
◎到達目標(事例研究Ⅰ・事例研究Ⅱ、前期・後期を通して)
事例研究Ⅰ・事例研究Ⅱ、前期後期を通じて、受講生に確実に身につけてほしいのは、下記3点である。
⑴先行研究をしっかり踏まえる態度(文献の記述方法も含めて)。
⑵文献学的にせよ、フィールドワークによるにせよ、一次資料をしっかりと扱い、一次資料と一次資料とを照合することのできる、基本的な能力を身につけること。
⑶現実のなかから、観念的あるいは空理空論ではない、確実な疑問(課題)を提出し、それを分析する能力を身につけること。
授業計画と内容
第 01 回 ガイダンス・受講生自己紹介。
第 02 回 受講生の課題設定。受講生全員がとりくみたい課題を発表。
受講生数にもよるが、簡単なレジュメを用意し、1人数分~10分程度で発表。
*テーマ設定は受講生がみずから考え選ぶ。
第 03 回 文献引用のしかたについて。
*以下、まずは受講生がともかくテーマ発表(できれば1人2回)を行なう。
以下、発表回数・時間は、受講生数によって判断したい。
第 04 回 テーマ発表1回目⑴
第 05 回 テーマ発表1回目⑵
第 06 回 テーマ発表1回目⑶
第 07 回 テーマ発表2回目⑴
第 08 回 テーマ発表2回目⑵
第 09 回 テーマ発表2回目⑶
*このあとは、しばらくは、論文・著作を読む訓練。
受講生が、みずからのテーマに即して、論文・著作を1回1本ずつ発表。
詳細、やり方は授業中にレクチャーする。
第 10 回 論文・著作発表1回目⑴
第 11 回 論文・著作発表1回目⑵
第 12回 論文・著作発表2回目⑴
第 13回 論文・著作発表2回目⑵
第 14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業での発表がくりかえされるので、前回発表を確認した上で、発表の準備を行なう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 資料の提示。 論理性。 表現の適切さ。 |
平常点 | 50 | 授業での出席。 討論・意見。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席・研究課題へ取り組む姿勢、他の受講生との相互交流・意見交換・質疑応答の姿勢、プレゼンテーション、レポートにより評価する。
*緊急時を除き、授業の欠席などについては、事前にメールなどによる連絡をしてほしい。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
適宜指示する。
その他特記事項
なし