シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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事例研究(演習)Ⅰ | 2025 | 前期 | 水3 | 総合政策学部 | 籠谷 公司 | カゴタニ コウジ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF3-SM01
履修条件・関連科目等
国際関係理論 I・II を既修し、安全保障論を履修すること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際関係論の研究者たちは国家間の対立と協調の傾向を分析し、戦争をいかに回避して平和を維持するのか、という問いに答えるために研究を続けてきた。第二次世界大戦後、国家間の対立と協調は伝統的な安全保障分野だけでなく、国際政治経済の分野においても考察されるようになってきた。また、近年は現実主義や自由主義といった伝統的な理論の限界が指摘され、「相手の出方に対して自分はどう振舞うのか」という戦略的相互依存問題に焦点を当てる研究が盛んに行われるようになってきた。
演習の参加者が既に国際関係理論の基礎を理解しているものとし、グループ研究を遂行する。
科目目的
当該科目の目的は、学生たちがグループ研究を通じて研究に対する経験値を高めることにある。
到達目標
当該科目の到達目標は、夏休み前にグループ研究の成果を生み出すことにある。
本学部の学位授与方針(ディプロマポリシー)のうち、「専門性に基づく複眼的思考能力」「コミュニケーション能力」「組織的行動能力」と特に関連している。
授業計画と内容
演習による指導計画は以下の通りです。
01 イントロダクション(論文の目的と骨格についての理解)
02 レプリケーションデータから学ぶ(1)
03 レプリケーションデータから学ぶ(2)
04 レプリケーションデータから学ぶ(3)
05 パズルの設定
06 理論に基づく仮説の提示
07 リサーチデザインの検討
08 中間報告会(1)
09 中間報告会(2)
10 グループ研究の実施(1)
11 グループ研究の実施(2)
12 グループ研究の実施(3)
13 研究報告会(1)
14 研究報告会(2)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各自の研究に応じた参照文献を読み、研究を遂行してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 報告の出来、演習内の議論への参加で評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:
川崎剛(2010)『社会科学系のための「優秀論文」作成術―プロの学術論文から卒論まで 』勁草書房