シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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物理学特別演習 | 2024 | 後期 | 火4 | 理工学部 | 米満 賢治 | ヨネミツ ケンジ | 4年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-PH4-2A06
履修条件・関連科目等
「物理1、2」、「力学及演習1、2」、「電磁気学及演習1、2」、「量子力学及演習1、2」および「統計物理学及演習1、2」のエッセンスを身につけていること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
受講者は数名ずつのグループに分かれ、物理の様々なテーマについてグループ討議で解答を得て、発表する。
原則として2週で一つのテーマを扱う。最初の週はテーマの説明の後、グループに分かれての討議により解答の指針を得る。次回の授業の始めには、受講者全員が問題の解答をレポートととして提出する。その後、いくつかのグループが討議した内容を発表し、全体の質疑を通してそのテーマの解答を得る。
科目目的
物理学科での学習の集大成として、物理学全般にわたる課題に取り組んで、卒業研究における専攻分野に限らない知識の習得を確認する。合わせて、物理学の課題に対して、各自が得ている知識を総動員して解答を得る「問題解決力」、その際にグループ討議を通してお互いの考えを伝え合う「コミュニケーション力」、現在の課題の先にある新たな課題を考える「課題発見力」を養う。
到達目標
物理学の様々な課題に取り組むことにより、物理学科が修了生に求める専門性、(A) 現代物理学の基礎知識、(B) 科学的に誠実な姿勢、(C) 論理的考察力、(D) 探求心、(E) 柔軟な発想力、(F) コミュニケーション能力、を身につけたことを確認する。
授業計画と内容
第1回 授業の進め方の説明・グループ分け
第2回 中心力場中の粒子の運動(問題の出題とグループ討論)
第3回 中心力場中の粒子の運動(グループによる発表と質疑)
第4回 剛体の回転運動(問題の出題とグループ討論)
第5回 剛体の回転運動(グループによる発表と質疑)
第6回 電磁波の放出:双極子輻射(問題の出題とグループ討論)
第7回 電磁波の放出:双極子輻射(グループによる発表と質疑)
第8回 運動する荷電粒子からの輻射(問題の出題とグループ討論)
第9回 運動する荷電粒子からの輻射(グループによる発表と質疑)
第10回 中心力場中のディラック方程式(問題の出題とグループ討論)
第11回 中心力場中のディラック方程式(グループによる発表と質疑)
第12回 熱電効果(問題の出題とグループ討論)
第13回 熱電効果(グループによる発表と質疑)
第14回 授業全体のまとめと到達度確認
ここに掲げたテーマは適宜内容を変更することがある。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間内のグループ討議で十分な指針が得られない場合は、授業外でも議論の場を設けて解答の指針を得ること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 20 | 取り上げた課題に対する理解を確認 |
レポート | 60 | 6テーマのレポート(各10点) |
平常点 | 20 | 出席と各回のグループ討議への参加状況 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
物理学、力学、電磁気学、量子力学、統計力学で使用した教科書・参考書。
その他特記事項
参考URL
email:ykenji001b@g.chuo-u.ac.jp