シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
民事訴訟法特講 判例研究1 | 2025 | 春学期 | 火2 | 法学部 | 猪股 孝史 | イノマタ タカシ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-CI3-012S
履修条件・関連科目等
特に履修条件は設けないが、民事訴訟法の授業を履修済みであることが望ましい。多くの民事訴訟法判例を読んでいくので、その覚悟があることは必要である。
関連科目には、民法、商法等の実体法系と、民事執行・保全法、倒産法の手続法系がある。いずれも履修済みであるか、履修するのが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
民事訴訟法の重要かつ基本的な原理・原則にかかわる判例をテーマごとに関連させて、または横断的に取りあげることで、いわゆる「論点」というものを細切れにではなく、有機的に連動させて理解できるようになるように努めるつもりである。そして、事実関係の具体的な把握を踏まえ、判旨を丁寧に読み解いていくことで、まずもってそこでの論理(判例法理)を理解させるようにする。
民事訴訟法の講義(授業)とは別に、このような判例研究を双方向授業の方式で進めていくことで、そこでのやり取りを通じて、民事訴訟法についての理解を確実に定着させ、深化させることができるように努めたい。
科目目的
この授業は、判例研究を通して、双方向授業の方式を取り入れながら、民事訴訟法の重要かつ基本的な原理・原則にかかわる判例法理を理解することをまずもっての科目目的とする。
到達目標
重要かつ基本的な原理・原則にかかわる判例法理について、単なる知識としての埋め込みに終わるのでなく、それを確実に理解しつつ、批判的に検討しながら深めること、そしてさらには、具体的な事案についてそれを適用し、自ら結論を導くことができるようになることを到達目標とする。
授業計画と内容
以下のように予定をする。ただし、状況により追加・変更することがある。
第1回 主張責任
第2回 主張責任と釈明権・釈明義務
第3回 訴訟上の信義則
第4回 法人格否認の法理
第5回 法人でない団体による登記請求
第6回 独立当事者参加訴訟(審理原則)
第7回 訴訟上の和解
第8回 請求の複数
第9回 上訴の利益
第10回 遺言無効確認の訴え
第11回 建物買取請求権の行使
第12回 訴訟承継・既判力
第13回 一部請求
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前の準備として、判決の全文をよく読んだうえで、授業に臨むことが求められる。
事後の振り返りとしては、基本書・参考書等に立ち返って熟読玩味し、学説も含め、論点の意味や位置付けについて検討し、整理することを求めたい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 20 | 科目目的にそって学修を進め、到達目標を達せられているか確認する。 |
平常点 | 60 | 授業態度として授業の概要の趣旨を理解して遅刻・欠席することなく取り組んでいるか確認する。 |
その他 | 20 | 授業における質疑応答の態度(教員と学生とのやりとり)が授業の概要の趣旨を理解して準備してきたうえでのものであるか確認する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
適宜にmanabaで補充説明や資料提供など、フィードバックを行うことがある。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業の概要にあるとおり、双方向授業の方式(教員と学生とのやりとり)で進めていく。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
この授業で使用する判決文はmanabaにて配付する。
参考文献:
新堂幸司『新民事訴訟法〔第6版〕』弘文堂
伊藤眞『民事訴訟法〔第8版〕』有斐閣
三木浩一ほか『民事訴訟法〔第4版〕』有斐閣
高橋宏志『民事訴訟法概論』有斐閣
高橋宏志『重点講義 民事訴訟法〔第2版補訂版〕上・下』有斐閣
高田裕成ほか『民事訴訟法判例百選〔第6版〕』有斐閣
最高裁判所判例解説(民事篇)