シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究Ⅰ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学部 | 佐藤 博彦 | サトウ ヒロヒコ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-MP4-2A91
履修条件・関連科目等
卒研履修要件のとおり
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
○佐藤研究室(結晶物理学研究室)
卒業研究内容:
週一回程度、結晶性物質の磁性や導電性に関する原著論文を輪講形式で読み、議論します。平行して次のような実験を行います。(1)水熱合成装置を用いて新しい物質の合成にチャレンジします。(2)得られた物質の結晶構造を元素分析装置やX線構造解析装置を用いて調べます。(3)興味深い物質が見つかった場合は、電気伝導性や磁気的性質を詳しく調べます。
研究テーマ:
この研究室では、具体的な物質の合成を行いながら、新しい物理現象へのアプローチを試みています。現在は、強相関物質として興味が持たれている遷移金属酸化物の合成と磁性や導電性の測定を行っています。また、興味を持っている現象として、強磁性、超伝導、金属絶縁体相転移、巨大磁気抵抗、量子相転移などがあります。
必須事項:
統計力学、量子力学の初歩的な知識は必要です。それ以上に関しては、卒研を行う過程で理解を深めていけばよいです。
科目目的
物質探索を通じて物性物理学の新現象を追い求める。
到達目標
研究室に所属して、先端の物理を学び、研究を行う。
授業計画と内容
磁性体に関する実験的研究を行うために必要な知識を輪講形式で学ぶ。卒研生で順番に当番を決め、当番の学生はテキストの内容について他の参加者に講義する。テキストは参加者の希望をもとに決めるので、以下はあくまでも一例である。
第1回 自己紹介および研究内容の説明
第2回 磁性物理学に関する輪講その1
第3回 磁性物理学に関する輪講その2
第4回 磁性物理学に関する輪講その3
第5回 磁性物理学に関する輪講その4
第6回 磁性物理学に関する輪講その5
第7回 磁性物理学に関する輪講その6
第8回 磁性物理学に関する輪講その7
第9回 磁性物理学に関する輪講その8
第10回 磁性物理学に関する輪講その9
第11回 磁性物理学に関する輪講その10
第12回 磁性物理学に関する輪講その11
第13回 磁性物理学に関する輪講その12
第14回 磁性物理学に関する輪講その13
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストを用いた予習
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 輪講の当番を責任をもって分担できているか,輪講中に積極的に質問やコメントができているかを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
各研究室ごとに異なる。