シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 政治思想史A1 | 2026 | 春学期 | 火1 | 法学部 | 杉山 亮 | スギヤマ リョウ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-PS3-014L
履修条件・関連科目等
政治思想史AⅡ、政治学ⅠⅡ、政治史ABのほかに、文学・哲学関係の科目をあわせて履修することが望ましい
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
宙を駈ける星は天体望遠鏡を使わなければ見えない。細菌は顕微鏡、ウィルスは電子顕微鏡、体内の様子は内視鏡を使わなければ観察できない。いずれも、目に入っているにもかかわらず、遠すぎたり小さすぎたりして見えなかったり、皮膚・筋肉に覆われて見えなかったりするのである。人間は見えないものを見るために多くの器具を開発してきた。政治も同様である。普段何気なく目にしているだけでは観察できないし、まして理解することはできない。政治を観察し、それについて考えるためには特殊な概念や用語を必要とする。本講義では政治、特に日本のそれを考える上で必要な概念を紹介する。
科目目的
日本社会を多元的な文明の中でとらえる比較文明論的な視座を獲得する。
到達目標
古代から現代にかけての政治思想の展開過程を理解する。とりわけ時間の捉え方の多様性と、それぞれの把握の仕方が政治思想に及ぼす影響を考える視座を養う。
授業計画と内容
第1回 ガイダンスー古典としての江戸
第2回 基礎概念①-イエ社会
第3回 基礎概念③-武士
第4回 基礎概念③ー徳川権力体制
第5回 基礎概念④ー鎖国
第6回 政治思想史の黎明-朱子学
第7回 歴史と慰め-徳川綱吉と水戸光圀
第8回 歴史への挑戦-新井白石
第9回 孔孟の真血脈-伊藤仁斎
第10回 自然と作為-荻生徂徠
第11回 徂徠学の崩壊
第12回 「尚古」の換骨奪胎-本居宣長
第13回 回帰する時間-幕末の思想空間
第14回 アナーキカル・レボリューション
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義後コメントペーパーを忘れずに提出する事
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 70 | 科目に対する知識習得・理解度をはかる。 |
| 平常点 | 30 | 講義ごとに意見・感想を書いたコメントペーパーの提出を求める。提出されたものの内、講義に資すると思われるものは次回講義の冒頭で紹介する。1回紹介されるごとに平常点3%を加算する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
毎講義、コメントペーパーとフィードバックの内容をまとめたプリントを配布する。
時間が許す場合は、講義冒頭に読み上げる。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
渡辺浩『日本政治思想史』(2010,東京大学出版会)『明治革命・性・文明―政治思想史の冒険』(2021,東京大学出版会),河野有理編『近代日本政治思想史』(2014,ナカニシヤ出版),『日本思想史事典』(2020,丸善出版),苅部直『日本思想史への道案内』(2017,NTT出版)