シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 発展途上世界の政治1/第三世界論1 | 2026 | 春学期 | 月1 | 法学部 | 細井 友裕 | ホソイ トモヒロ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-IS3-001L
履修条件・関連科目等
発展途上世界の政治1/第三世界論1と発展途上世界の政治2/第三世界論2の内容は連続した体系的なものですので、通年での履修を強く勧めます。前期は植民地主義と国内政治、後期は経済と国際秩序に関する議論を展開します。
■授業の工夫■この科目は講義を中心として行うため、受講生の皆さんの反応・理解度の向上を目的とし
て授業後にGoogle Formでのクイズを実施し、提出を求めます。Google Formでは疑問点や質問を記入する欄も設けます。質問事項は次回以降の授業で説明します。気になった点はそのままにせず、Google Formを積極的に活用し、知識や考え方を修得していってください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
21世紀に入ってから、かつて第三世界や発展途上国といわれてきた地域の存在感が増しており、いまやグローバルサウス抜きに国際関係を考えることは不可能です。この授業はグローバルサウスが抱える課題について基礎的な知識を習得するとともに、グローバルサウスの現状を受講者各自の問題関心に引き付けて考えるようになることが目的です。通年での履修することで、グローバルサウスに関する情報をみずから批判的に利用できるようになります。前期では植民地主義と国内政治、後期は経済と国際秩序に関する議論を展開します。アジア、アフリカ、ラテンアメリカなど特定の地域に関心のある方はもちろん、今日の国際関係について理解を深めたい学生の幅広い履修を歓迎します。
科目目的
この授業はとりわけ以下の2つの要素を通じ、ディプロマポリシーが掲げる「政治学的素養」「分析と統合の能力」「批判的・創造的態度」を涵養する目的があります。
(1)グローバルサウスが抱える課題について基礎的な知識を習得すること
(2)グローバルサウスの現状を受講者各自の問題に引き付けて考えられるようになること
到達目標
この授業の到達目標は2点です。
(1)植民地支配から独立に至るまでの経験を理解し、説明できるようにする。
(2)独立後のグローバルサウスの国々の政治構造について、その歴史的展開と理論的な説明をできるようになる。
授業計画と内容
1 イントロダクション
2 植民地支配の展開
3 植民地統治の実態
4 植民地主義への反発
5 国際秩序の変容と脱植民地化
6 ナショナリズム・ネイション・エスニシティ
7 「近代国家」とは何か
8 疑似国家(Quasi-State)問題
9 政治体制と政治的生存
10 独立後の政治体制と権威主義
11 民主化の第三の波
12 縁故主義
13 民主化と紛争
14 まとめ:疑似国家と現代国際社会
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業終了後にGoogle Formを通じて知識確認のためのクイズの提出を求めます。また、疑問点や不明点がある場合はそのままにせず、クイズと合わせて提出してください。
新聞やテレビ、ネット等で常に現在進行中の世界の出来事についての知識をもってください。
また、授業中に参考となる書籍や論文を紹介します。参考資料のなかには英語資料も含まれます。最初は時間がかかりますが、少しずつ外国語で情報を得る練習をしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 70 | 授業内容の到達度を確認する。短答式と記述式を併用する予定である。 |
| 平常点 | 30 | Google Formへの回答を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
寄せられた疑問点や質問は、原則として次回授業の冒頭で説明します。質問が多い場合、最終回授業への質問はmanabaでフィードバックを行います。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
Google Formへの提出を通じ、理解度の定着を確認します。また、受講生はFormの提出の際に質問やコメントなどを合わせて提出することで、双方向的な授業とします。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業で使用するテキストはありません。毎回、レジュメを用意します。参考文献は毎回の授業で提示します。
その他特記事項
授業内容に少しでも関心があれば是非とも受講してください。様々な学生の履修を歓迎いたします。グローバルサウスを通じて、先進国の別の姿を知ることもできます。前提知識は求めませんが、国際政治学や関連する科目を履修していると理解が深まるでしょう。また、この授業では理論や地域横断的な問題を扱うので、各地域の事情に深く踏み入ることはできません。地域に関心を持つ学生は、地域研究に関する授業も併せて受講してください。