シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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鉄筋コンクリート構造 | 2024 | 後期 | 金2 | 理工学部 | 大下 英吉 | オオシタ ヒデキ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-CV2-3B18
履修条件・関連科目等
「材料力学」、「構造力学1」、「コンクリート材料」を履修していることが望ましい。なお、本講義を履修する際には、併せて、「鉄筋コンクリート構造演習」を履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義は、コンクリートの構造学的知識を学ぶ学問であり、主な対象構造物は、鉄とコンクリートの複合体である鉄筋コンクリート構造物(Reinfoiced Concrete:RC)である。本講義では、「コンクリート材料」、「材料力学」、「構造力学1」で修得した基礎知識をコンクリート構造に応用することのできる能力を修得することを目的とする。
科目目的
本講義では、「コンクリート材料」、「材料力学」、「構造力学1」で修得した基礎知識をコンクリート構造に応用することのできる能力を修得することを目的とする。
到達目標
鉄筋コンクリート構造設計の考え方と知識の修得。
授業計画と内容
第1週 鉄筋コンクリートの特徴・・コンクリート系部材、コンクリートと鉄筋の役割
第2週 鉄筋とコンクリートの材料力学・・応力、ひずみ、ヤング係数
第3週 鉄筋とコンクリートの複合材料力学・・力の釣合条件、変位の適合条件、構成則
第4週 曲げを受けるRC部材の一般挙動1・・ひび割れ発生前
第5週 曲げを受けるRC部材の一般挙動2・・ひび割れ発生後から終局状態
第6週 曲げを受けるRC部材の一般挙動2・・鉄筋とコンクリートの付着
第7週 曲げと軸力を受けるRC部材の一般挙動・・ひび割れ発生前、終局状態
第8週 せん断を受けるRC部材の一般挙動1・・せん断破壊、トラス理論
第9週 せん断を受けるRC部材の一般挙動2・・修正トラス理論、可変角トラス理論
第10週 せん断を受けるRC部材の一般挙動3・・シフトモーメント
第11週 ひび割れの検討・・ひび割れ幅、ひび割れ間隔
第12週 鉄筋定着
第13週 プレストレストコンクリート
第14週 到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前に予習した上で出席すること。また、演習課題に必ず取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 授業内容についての基礎知識を理解しているかどうかを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:「基礎から学ぶ鉄筋コンクリート工学」宮澤伸吾 ・岩月栄治 ・氏家勲 ・大下英吉 ・笠井哲郎 ・溝渕利明 著 朝倉書店
参考書 :「鉄筋コンクリート工学」岡村甫・前田詔一 著 市ヶ谷出版社