シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国土・都市行政 | 2024 | 前期 | 月1 | 理工学部 | 佐々木 啓文 | ササキ ヒロフミ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-SS3-3C18
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国土計画、都市づくり、土木行政の概要を解説するとともに、道路、公共交通等の都市基盤整備や市街地整備の実務について、講義を行う。
グループロールプレイングにより、行政の実際の現場で起こる場面を想定して、特定の役割や状況を演じ、疑似体験の中で、実践的な対応やコミュニケーションスキルを学ぶ。
講義内容についての意見交換や質疑応答等により、学生の理解度を確認しながら進める。
科目目的
多くの土木技術者は、国、自治体、建設業、コンサルタントに勤務し、公的分野の仕事に従事するが、そこで必要とされる基礎的な知識を習得することを目的とする。
到達目標
国土・都市行政の公務に携わるために不可欠となる知識について、理解を深める。
コロナ禍を経た新たな暮らし方・働き方の浸透やデジタル化の進展など、社会情勢の変化が加速するなか、近年、国土・都市行政の課題が多様化・複雑化していることを踏まえ、土木技術者の果たすべき役割を自ら考えるための素養を身に付ける。
授業計画と内容
1 ガイダンス、東京の都市づくりの変遷
2 国土計画制度、都市計画の基礎
3 都市開発、市街地の整備
4 防災都市づくりの推進
5 道路、公共交通の整備
6 1~5授業の振り返り、意見交換・質疑応答
7 ロールプレイ学習の進め方及びテーマの説明
8 グループワーク(1)(テーマ①のロールプレイング1回目)
9 グループワーク(2)(テーマ①のロールプレイング2回目)
10 7~9授業の振り返り、意見交換・質疑応答
11 グループワーク(3)(テーマ②のロールプレイング1回目)
12 グループワーク(4)(テーマ②のロールプレイング2回目)
13 11~12授業の振り返り、意見交換・質疑応答
14 自治体の長期計画(「未来の東京」戦略、都市づくりのグランドデザイン)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
日頃から、国土・都市行政に関する動向に関心を持ち、新聞記事の収集や各省庁のウェブサイト等から各種政策に関する情報を検索し、それらの策定に至った背景を考え、要因分析を行うよう努めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 学期末にレポートを課す。詳細は授業内で説明する。 講義の内容を踏まえた考察を行い、自らの言葉で論述ができているかどうかを基準とする。 |
平常点 | 40 | 出席状況や、積極的な受講態度などを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は、東京都に1997年に入庁以来、都の長期計画や都市計画、予算措置、議会の質問・答弁調整、住民説明会の開催、事業実施のための関係機関協議、設計調整、工事の施工、施設の維持管理等、自治体における技術政策の立案から執行・管理まで、一連の政策過程に携わっている。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
東京都職員としての実務経験を活かし、技術政策等に関する具体的な事例を紹介しながら、わかりやすい授業にしていきたい。
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、毎回資料を配布する。
参考文献は、授業の中で適宜紹介する。
その他特記事項
公務員を志望する学生はもちろん、行政の活動に関心がある学生に広く受講してもらいたい。