シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報処理 | 2024 | 前期 | 金1 | 理工学部 | 奥井 学 | オクイ マナブ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IG1-4A04
履修条件・関連科目等
特にない。はじめてコンピュータに触れることを前提に授業を行う。ものごとを論理的に整理して考える能力と粘り強い努力を期待する。情報処理演習を同時に受講していることを前提に授業を進める。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代の工学技術はコンピュータなしには考えられない。コンピュータの基礎とコンピュータの基本的な使い方を学び、コンピュータとは何か、どう使うかを理解する。プログラミング言語Cの機能の理解を通じてプログラミングの基礎を習得する。
科目目的
プログラミング言語Cの機能の理解を通じて,コンピュータの基本的な使い方とプログラミングの基礎を習得する。
到達目標
コンピュータの基本的な使い方を理解し、プログラム言語を用いて自分でプログラムを作ることができるようになること。特に次の項目の達成をめざす。
・コンピュータを使ってプログラムを作り実行させる基本的な手順について理解する。
・C言語のプログラミングの基本的な概念を理解する。
・日本語で書かれた課題に対してC言語を用いてプログラムを作ることができる。
・C言語のプログラムの間違いを見つけ訂正できる。
授業計画と内容
OSの基礎とC言語に関する以下のトピックについて講義する。これを通じて、コンピュータとプログラミングの基礎を学ぶ。
1. コンピュータ入門:Operating System (OS) の基礎、インターネット
2. C言語入門・プログラムの開発
3. プログラムの構造、算術演算、入出力
4. 回数による繰り返し
5. 判断・分岐
6. 配列
7. ここまでの理解度・達成度の評価
8. 文字・文字列とポインタ
9. 関数(1):作り方,使い方,データの受け渡し
10. 関数(2):大域変数,再帰
11. 構造体
12. ファイルの処理
13. 複雑なシステム
14. 授業のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に授業スライドを見て授業にのぞむこと。
情報処理演習で課題にとりかかる前に再度この授業のスライドをよく読むこと。この授業で学んだことと情報処理演習の課題とをよく関連づけて理解を深める。
毎回、授業の復習をして、わからないことがあれば随時教員に質問する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | ・プログラムを作り実行させる基本的な手順について理解している. ・C言語のプログラミングの基本的な概念を理解している. ・日本語で書かれた課題に対してC言語を用いてプログラムを作ることができる. |
期末試験(到達度確認) | 70 | ・C言語のプログラミングの基本的な概念を理解している. ・日本語で書かれた課題に対してC言語を用いてプログラムを作ることができる. ・C言語のプログラムの間違いを見つけ訂正できる. |
成績評価の方法・基準(備考)
学期中の理解度・達成度の評価30%と学期末試験70%により評価し、60%以上をもって単位を認定する。評価基準は到達目標にあげた4項目とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
manabaに授業のスライドおよび関連資料を掲載する。
参考書:戸川「ザ・C[第3版]」サイエンス社、2007年(1,800円+税)
C言語とそれを使ったプログラミングの入門書は、これに限らず多数出版されているので、必要があれば適宜それらを参考とすることを勧める。
その他特記事項