シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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工業デザイン | 2024 | 後期 | 水4 | 理工学部 | 木村 加奈子、池津 早人、井田 幸彦、伊藤 知章、遠藤 将幸、大西 克人、岡村 直樹、斉藤 雄太、杉 | キムラ カナコ、イケヅ ハヤト、イダ ユキヒコ、イトウ トモユキ、エンドウ マサユキ、オオニシ カツヒト、オカムラ ナオキ、サイトウ ユウタ、スギオカ シノブ 他 | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-ON3-4C24
履修条件・関連科目等
特別な予備知識は必要としませんが、設計や品質など、機械に関する専門用語で分からない場合は、調べるか質問をして下さい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
工業デザインとは、ユーザーに求められるモノやサービスを各分野の知識やスキルという能力で、価値創出していく活動です。本講義では、メーカーのデザイナー、開発者などの各プロフェッショナルが各分野の在り方や重要性を、実例を交えて説明します。
科目目的
求められるモノやサービスが多様化している近年において、エンジニアにも幅広い視点が必要とされています。本講義では、受講生が広い視点を駆使して実社会で活躍出来る様、製品化における各分野への理解を目的とします。
到達目標
・価値が創出されるプロセス
・価値は各分野の担当者の専門スキルだけでなく、広い分野への理解から創出される事
これらを理解し、自らが実社会で活躍すべきポジションが描ける事を目標とします。
授業計画と内容
メーカーのデザイナー、企画、開発、知的財産等のプロフェッショナルが、時計や電子ピアノ、電卓、医療機器などの実例について、実際のサンプルを交えて講義します。
第1回 授業ガイダンス
第2回 デザインエンジニアリング ー技術とデザインの融合とその意味ー
第3回 企画 ー選ばれるブランド構築に向けてー
第4回 デザインⅠ ー ブランディングに基づいたG-SHOCKのプロダクトデザインー
第5回 開発 ー高効率・低消費・高耐久の追求ー
第6回 品質 ー製品開発における品質保証の重要性ー
第7回 設計 ー CAEを活用したモノづくりー
第8回 生産技術 ースマートファクトリーのモノづくり
第9回 デザインⅡ ー機能を体現する個性的なデザインとはー
第10回 デザインⅢ ー境目のない体験を生み出すユーザーエクスペリエンスの考え方ー
第11回 戦略/企画 ー事業戦略とマーケット・商品価値ー
第12回 開発 ー人間工学による価値追求ー
第13回 知的財産 ーなぜ知的財産は大切なのかー
第14回 プロモーション ー目的と手段ー / 工業デザイン総括
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
全ての回について、その回に関する調査や考察といった課題があります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 各回での講義目的や課題意図を理解し、自らの言葉で調査結果や意見が述べられているかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
各回でレポート課題を提示し、期限内に提出された課題内容を採点します。各回10点満点で採点し、全体平均6点以上を合格とします。講義欠席、レポートの不提出および締切り期限後の遅延提出は、その回の評価が0点となるので、十分注意ください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【その他について】製品や部品などの実物に触れる回があります
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
戦略/企画の回で、
ノートPCまたはスマホ・タブレットを使用したグループワーク(企画と損益シミュレーション)を予定しています。ただし、グループに一台機器があれば実施可能ですので、全員が持参する必要はありません。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
各講師はカシオ計算機(株)にて、それぞれ時計、電卓、電子楽器、医療機器等における企画、デザイン、開発、生産、知的財産業務を担当
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
各分野における一般論だけでなく、実例や製品・部品サンプルを交えて説明し、実社会で活用できる知識やノウハウを展開します。
テキスト・参考文献等
・テキスト無し
・参考文献
書名:プロダクトデザインの基礎
著者:JIDA「プロダクトデザインの基礎」編集委員会
出版:ワークスコーポレーション
発売日: 2014年12月24日
ISBN: 978-4-86267-173-8
その他特記事項
参考URL
https://www.casio.co.jp/