シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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流体力学演習 | 2024 | 後期 | 金5 | 理工学部 | 石井 慶子 | イシイ ケイコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-FT2-4B04
履修条件・関連科目等
単位修得の有無は問わないが,流体力学Ⅰを聴講していることを履修の条件とする。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「流体力学Ⅰ」で講じた内容と,また少し進んだ内容について、問題演習を通じて到達目標に掲げた能力を身につける。
科目目的
問題演習を通じて、流体力学Ⅰで学んだ理論を使ってさまざまな流体流れの現象を説明し、解析する能力の向上を目指す。
到達目標
① 1次元流れにおける連続の方程式、エネルギ方程式、運動量方程式,角運動量方程式を応用して流れ計算ができること。
② 流体力学における数学、特に多変数関数の微積分の使い方を理解し、その知識を自由に使いこなせるようになること。
③ ポテンシャル流れについて速度ポテンシャルや流れ関数を導出し、それらの数式が表す流れのパターンをイメージし図解できること。
④ ベルヌーイの式を用いて、流体流れに関する計算ができるとともに、さまざまな流れの現象を説明することができること。
授業計画と内容
各回で取り扱う授業内容は、次のとおりである。
第1回 単位の確認
第2回 流体の性質,物性
第3回 静止流体の取り扱い
第4回 流体の質量保存の法則
第5回 流体のエネルギー保存則
第6回 連続の式
第7回 流体の運動量保存則
第8回 流体の角運動量保存則
第9回 流体の運動方程式1
第10回 流体の運動方程式2
第11回 層流と乱流 1
第12回 層流と乱流 2
第13回 理想流体の力学1
第14回 理想流体の力学2
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業終了後に演習問題の解答をレポートにまとめて、次回授業日の00:00(前日の深夜24:00)までにmanabaを通じて提出する。演習問題を解きながら、流体力学Ⅰの復習を行うとともに、理論解析の基礎となる微積分の復習を必要に応じて行うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 授業内容に即したテスト問題を出題する. |
平常点 | 40 | 毎週の課題に回答する. |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験を60%、出席とレポートを40%考慮して総合評価を付ける。その総合評価に基づいて到達目標の到達度を判定し、60%以上の到達度をもって合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
前期にとっているはずのノート,板書,配布課題