中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:導入演習 A

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
導入演習 A 2025 春学期 火1 法学部 黒崎 剛 クロサキ ツヨシ 1年次のみ 2

科目ナンバー

JU-AD1-001S

履修条件・関連科目等

履修条件:特にない。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

現在の思想潮流を考えるための本を取り上げる。今年度はジョゼフ・ヒース『傾向思想2.0』を読む。

科目目的

現在の世界の思想状況のうち、もっとも憂うべきものとしては、アメリカ合衆国における「ポスト・トゥルース」問題がある。物事に客観的真実を否定し、嘘を嘘とも感じさせず、すべての主観性のもとに服させるというこの潮流は、トランプ大統領の誕生以来アメリカの言説の確たる一角を占めてしまった観がある。こうした傾向が日本に飛び火してくる前に、なぜこうした状況が起こってしまったのかを理解し、それに対抗するために新しい次元での理性を提唱している思想潮流を勉強することを科目目的とする。

到達目標

 1回の授業事に文献の1章程度の内容を要約し、すばやく理解できるようにする。
 「真理とは何か」という問題に対して一定の答えがもてるようにする。

授業計画と内容

第1回:オリエンテーション・「序章」の内容確認
第2回:『啓蒙思想2.0』第1章「冷静な情熱」購読
第3回:『啓蒙思想2.0』第2章「クルージの技法」購読
第4回:『啓蒙思想2.0』第3章「文明の基本」購読
第5回:『啓蒙思想2.0』第4章「直観が間違うとき」購読
第6回:『啓蒙思想2.0』第5章「理路整然と考えるのは難しい」購読
第7回:『啓蒙思想2.0』第6章「世界は正気をなくしたか」購読
第8回:『啓蒙思想2.0』第7章「ウィルス社会」購読
第9回:『啓蒙思想2.0』第8章「ワインと血を滴らせて」購読
第10回:『啓蒙思想2.0』第9章「フォレスト、走って」購読
第11回:『啓蒙思想2.0』第10章「目には目を」購読
第12回:『啓蒙思想2.0』第11章「もっとよく考えろ!」購読
第13回:『啓蒙思想2.0』第12章「精神的環境を守る」購読
第14回:『啓蒙思想2.0』第13章「正気の世界への小さな一歩」購読

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 70 期末試験としてレポートを課す予定。
平常点 30 平常点とは主に出席点のこと。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

 質問等はオフィスアワーでも受け付ける。

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

・テキスト:ジョゼフ・ヒース(栗原百代訳)『傾向思想2.0』ハヤカワ文庫、2022年。第1回目までに本書を買って「序章」を読んでおくこと。


その他特記事項

参考URL

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