シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
光エレクトロニクス | 2024 | 後期 | 火4 | 理工学部 | 庄司 一郎 | ショウジ イチロウ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-EL3-5C20
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
1960年にレーザが発明されて以来,光エレクトロニクスは著しい進歩を遂げ,「21世紀は光の時代」と言われるまでになった.本講義では,代表的な光エレクトロニクス製品(光デバイス)を取り上げ,動作原理と機能を解説するとともに,その用途について具体例を交えて紹介する.前半では光の発生に関わるデバイスとしてレーザと発光ダイオードについて詳しく述べ,後半では光の検出・伝達・操作に関連するデバイスについて身近な製品も取り上げながら講義を進める.
科目目的
代表的な光デバイスの動作原理と機能および具体的用途についての解説を通じ,現代社会における光エレクトロニクス分野の重要性について理解してもらうことを目的とする.
到達目標
代表的な光デバイスの動作原理と機能,そして具体的用途について理解すること.
授業計画と内容
第1回 光エレクトロニクスと現代社会
第2回 レーザとは何か―概論―
第3回 レーザとは何か―発振の原理―
第4回 固体レーザ・気体レーザ・色素レーザ
第5回 半導体レーザ―特徴と動作原理―
第6回 半導体レーザ―基本特性―
第7回 発光ダイオード
第8回 光検出器と赤外センサ
第9回 光記録デバイス
第10回 薄型/次世代ディスプレイ
第11回 光ファイバと光通信
第12回 光変調器・光偏向器
第13回 レーザビーム走査と光計測
第14回 太陽電池
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本講義では毎回講義資料を使用する.事前に目を通して概要を把握しておくこと.また,毎回レポートを課すので,その取り組みを通じて講義内容の復習を行ってほしい.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 60 | 科目の到達目標に達しているかどうかを問う内容の問題に対する 正答率で評価する. |
レポート | 40 | 毎回課す宿題の提出状況と記載内容で評価する. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
responを利用する.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:毎回配布する講義資料を使用する.
参考書 :西原浩,裏升吾 共著 『新版 光エレクトロニクス入門』 (コロナ社,2013年,2,900円+税) ISBN: 978-4339011517
その他特記事項
講義資料の配布とレポートの提出はmanabaを用いて行う.具体的な方法については初回の講義で説明する.