シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
データベース技術 | 2024 | 前期 | 火4 | 理工学部 | 鳥海 重喜 | トリウミ シゲキ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IG2-8A06
履修条件・関連科目等
なし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
データベース技術は,現代社会のあらゆるサービスの稼働に必須なデータ活用基盤である.本授業では,データベース技術の基本としてのリレーショナル代数や設計理論,データベース言語SQL,運用管理技術等について講義する.また,実環境において,SQLに関する演習も行う.
科目目的
情報システムの中核をなすデータベースの設計・運用管理を担う技術者として基盤となる技術を身につける.
到達目標
①データベースの原理と意義を理解する,②正規化技術に代表されるリレーショナルデータベースの設計理論を理解する,③データベース問い合わせ言語SQLを習得する,④データベースの運用管理技術を理解する,ことを目指す.
授業計画と内容
第1回 データベースの基礎
第2回 リレーショナルモデル
第3回 リレーショナル代数
第4回 データベース設計
第5回 データベース言語SQL(1):データ定義,データロード,簡単な問合せ
第6回 データベース言語SQL(2):複雑な問合せ
第7回 データベース言語SQL(3):データ更新,ビュー
第8回 SQL演習(1)-簡単な問合せ-
第9回 SQL演習(2)-複雑な問合せ-
第10回 トランザクションと障害時回復
第11回 トランザクションと同時実行制御
第12回 データベース運用技術
第13回 インデックス
第14回 総括とレポート課題の解説
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 70 | 達成基準は,「①データベースの原理と意義を理解している,②正規化技術を利用してリレーショナルデータベースの設計ができる,③SQLを用いてデータベースに問い合わせをすることができる,④データベースの運用管理技術を理解している」ことである. |
平常点 | 30 | 講義内容の理解度を確認する小テストをmanaba上で行う.その理解度に応じて評価する. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
情報工学科プログラミング演習室でSQLの実習環境を提供する.
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
Web系/オープン系/汎用系システムの開発・保守(1999年4月~2003年1月,キヤノン株式会社勤務)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
データベースの運用管理の経験を踏まえ,正規化技術を用いたデータベースの設計,トランザクション管理,データベースシステムの運用技術について講義する.
テキスト・参考文献等
テキスト:速水治夫著「リレーショナルデータベースの実践的基礎(改訂版)」,コロナ社,2020.
参考書:速水治夫著「データベースの実装とシステム運用管理」,コロナ社,2010.
その他特記事項