中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:メディア表現論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
メディア表現論 2025 春学期 火1 法学部 青島 顕 アオシマ ケン 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-ME3-004L

履修条件・関連科目等

新聞やテレビを中心とするメディアの役割や特徴について知り、「これから」について一緒に考えてくれる人、併せて文章表現の力を向上させようとする人を歓迎する。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

新聞やテレビはいまや「オールド・メディア」として無視してよいものなのか、そうではないのか。新聞とテレビの報道はどう違うのか。SNSは有益なのか、害悪なのか。インターネットは社会をどう変えたのか。これらを含めたメディアの特徴と、民主主義社会の形成に果たす役割、あるべき姿を考える。受講者は授業への積極的な参加が必要になる。2~3回レポートを書いてもらい、授業の理解度を確認するとともに、文章で人に伝えるために必要なことを考える。毎回の授業の冒頭で、最近のニュース報道を示して、記事がどうやって成り立ったのか、メディア間の報道姿勢の違いを解説する。

科目目的

・新聞、テレビ、インターネットの現状と特徴について理解する。
・報道を読み解くための力を養う。
・文章表現力を高める。

到達目標

世の中に出回っている情報の中からノイズを捨て、自分にとって必要・有益なものをくみ取ることのできる能力を身につける。文章を使って他人に自分の知識や意見を伝える能力を高める。

授業計画と内容

受講生の関心度により変更もありうる。
◇第 1回 意味のある文章とは 「裏を取る」とはどういうことか
◇第 2回 事実と真実の違い
◇第 3回 新聞とテレビは「オールド・メディア」か 民主主義の基盤か
◇第 4回 新聞は独立した存在か
◇第 5回 テレビと放送法 中立でなければいけないのか
◇第 6回 戦争を伝えることはなぜ困難か
◇第 7回 「8月ジャーナリズム」は有効か
◇第 8回 ジャーナリズムの倫理と情報源
◇第 9回 実名報道の意義と限界
◇第10回 客観報道主義の功罪
◇第11回 インターネットのメディアとしての特徴、可能性と限界
◇第12回 情報公開と公文書管理~政府や自治体の記録は誰のためのものか
◇第13回 「公文書」を使った報道の可能性と限界
◇第14回 総括 質疑 討論

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 伝えるべき内容が含まれているか、分かりやすいか、オリジナリティーがあるか
平常点 70 授業への参加度と理解度

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

responを利用して授業内または授業後に問いかけをして、授業の理解度の把握したり、履修者の関心・意見を集めたりすることで、双方向型の授業をする。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

毎日新聞記者(1991年~)

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

記者活動の経験を生かして、マスメディアのあり方や社会との関係について学生とともに考える。

テキスト・参考文献等

【テキスト】
授業ごとにmanabaに提示する。
【参考文献】以下に挙げたうち、少なくとも2冊を買って読むことを強く勧める
鶴見俊輔『北米体験再考』岩波新書、1971年
Paronほか『A NewsHound`s guide to student journalism』McFarland、 2018年
原寿雄『ジャーナリズムの可能性』岩波新書、2009年
ビル・コバッチほか『ジャーナリストの条件』新潮社、2024年
吉田慎一『ドキュメント自治体汚職 福島・木村王国の崩壊』朝日選書、1984年
澤康臣『事実はどこにあるのか』幻冬舎新書、2023年
朝日新聞「新聞と戦争」取材班『新聞と戦争』(上下)朝日文庫、2011年
山中速人『娘と話す メディアってなに? 改訂新版』現代企画室、2016年
NHK取材班『AIvs.民主主義』NHK出版新書、2020年
瀬畑源『公文書問題 日本の「闇」の核心』集英社新書、2018年
新藤宗幸『官僚制と公文書』ちくま新書、2019年
ほんとうの裁判公開プロジェクト『記者のための裁判記録閲覧ハンドブック』新聞通信調査会、2020年


その他特記事項

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.