シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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オペレーティングシステム技術 | 2024 | 後期 | 月2 | 理工学部 | 久保田 光一 | クボタ コウイチ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IG3-8A11
履修条件・関連科目等
「 コンピュータの構造」の履修が望ましい .
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
オペレーティングシステムの目的は, コンピュータシステムをユーザーにとって使いやすく, より便利で, 柔軟で, 信頼性が高く, 強力なものにすることである. 現代社会に必須のコンピュータを利用するには, ハードウェアとソフトウェアを結び付けるオペレーティングシステムが必須であり, この役割を理解し, その原理を知り, コンピュータ利用の新たな形を産み出しうる知識を得る.
科目目的
オペレーティングシステムとは何かを理解する.コンピュータの動作原理, コンピュータプロセス,メモリ管理, 入出力,ファイルシステム,割り込み処理,分散処理などのオペレーティングシステムの基本機能を説明できる.
到達目標
オペレーティングシステムとは何かを理解する.コンピュータの動作原理, コンピュータプロセス,メモリ管理, 入出力,ファイルシステム,割り込み処理,分散処理などのオペレーティングシステムの基本機能を説明できる.
授業計画と内容
第1回 オペレーティングシステムの概要
第2回 利用者から見たオペレーティングシステム
第3回 オペレーティングシステムの基本構造
第4回 割込み処理
第5回 ユーザモードとカーネルモード
第6回 入出力デバイス管理
第7回 プロセスの構造
第8回 プロセスのスケジューリング
第9回 相互排除と条件同期
第10回 ファイルシステム
第11回 ディスク領域の管理
第12回 メモリ管理 セグメント
第13回 メモリ管理 仮想アドレス
第14回 信頼性・並列性・分散処理
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間内に配布するプリントの例題や小テストの問題について復習すること.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 65 | オペレーティングシステムの構成要素のうち,プロセススケジューリング,ファイルシステム,メモリシステムなどが説明でき,実際のデータを読み解くことができる. |
レポート | 30 | プロセススケジューリング,ファイルシステムの処理を実際にプログラムを動かして確認することができる. |
平常点 | 5 | 授業関連の小テスト等に正解できる. |
成績評価の方法・基準(備考)
オペレーティングシステムにおける基本機能, プロセス管理, ファイルシステムなどを的確に説明できる. 実際のデータ例についてプログラムで処理することができる.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
れポートによりプログラムを組み実際のデータを処理する.
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:適宜プリントを配布する.
参考書:
松尾啓志 著「オペレーティングシステム」第2版,森北出版 2018年発行,¥2,800
大久保英嗣 著「オペレーティングシステムの基礎」サイエンス社 1997年発行, ¥1,728
並木美太郎 著「オペレーティングシステム入門」サイエンス社 2012年発行, ¥2,000
河野健二 著「オペレーティングシステムの仕組み」朝倉書店 2007年発行, ¥3,200
大澤範高 著「オペレーティングシステム」コロナ社 2008年発行,¥2,900
その他特記事項