シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ヒトと病気の生物学 | 2024 | 前期 | 月2 | 理工学部 | 坪井 貴司 | ツボイ タカシ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-BI3-9C18
履修条件・関連科目等
特に無し。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、現在の生命科学がどこまで進んでいるかという点について、私たちヒトを題材にして、講義を行います。遺伝子は何故必要なのか、精神疾患や生活習慣病は何が原因で起こるのかなど、私たちに身近にある問題を例をにとり、最先端の生物学がそれらの問題に対して、どこまで理解出来ているのかについて、解説を行う予定です。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の選択科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、学生がヒトに対する認識を深めるとともに、ヒトの病気に対する生物学的基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
現在注目されている、記憶・学習、情動、精神疾患(うつ病や統合失調症など)やがん、生活習慣病や再生医療など、最新の生命科学のトピックスを理解することを目的とします。上記以外にも、難病治療はどこまで実現・実行可能なのか、ヒトのこころはどこまで理解可能か、などについても理解し、自らの意見を述べることができるようになるのが当講義の到達目標です。
授業計画と内容
1.生命の基礎的なしくみ
2.生命の設計図「ゲノム」
3.ヒトの誕生と成長
4.ヒトの寿命と死
5.生命を理解するための科学技術
6.刺激を感じるしくみ
7.情報を伝えるしくみ・動くしくみ
8.神経系の構造
9.栄養素の代謝
10.循環と維持
11.子孫を増やすしくみ
12.外的環境に適応するしくみ
13.外敵から身を守るしくみ
14.社会性を生みだす脳
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本講義では、横断的な生命科学の理解が必要となります。講義で使用するテキストを事前に下調べしておいてください。また講義で使用するテキストには、「確認問題」と発展的課題である「考えてみよう!」を用意しています。そこで、講義終了後、各自この「確認問題」と「考えてみよう!」を自ら解き、復習するようにしてください。また、日頃から生命科学や医学的な出来事に興味や疑問を持ち、そのことについて、考え、自分なりの意見を持つことも重要となります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 講義内容の事柄や与えられたテーマについて、科学的な知見をもとに、自らの意見を述べることができる。 |
平常点 | 40 | 講義内容の事柄について、科学的な知見から正否を判断できる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70%に満たない者、正当な理由がなく課題を提出しない者については、成績評価をしません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
以下の教科書(テキスト)を講義中に使用しますので、必ず入手してください。
著者:坪井貴司
書名:そうだったのか!ヒトの生物学
出版社:丸善出版
ISBN:978-4-621-30451-8
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/?book_no=303477
著者:坪井貴司
書名:そこが知りたい!ヒトの生物学 2時限目
出版社:丸善出版
ISBN:978-4-621-30854-7
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b305249.html
著者:北口哲也、坪井貴司、前川文彦
書名:みんなの生命科学 第二版
出版社:化学同人
ISBN:978-4-7598-2099-7
https://www.kagakudojin.co.jp/book/b640105.html
その他特記事項
出席を重視いたします。また教科書(テキスト)を必ず入手しておいてください。
参考URL
https://lci.c.u-tokyo.ac.jp