シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基礎演習1 | 2025 | 春学期 | 月2 | 法学部 | 河本 和子 | カワモト カズコ | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
共に日本の隣国であるロシアと中国の間には、接触の契機となるモンゴルの襲来・支配から現在のロシア連邦と中華人民共和国の友好協力関係まで、長期にわたる、かつ、多様な関係が存在してきた。本演習では、ロシアと中国の関係について、周辺環境も考慮しながら、歴史、政治、経済、文化、外交、軍事など様々な観点から検討する。
科目目的
大学生として身に付ておく必要がある基礎的な能力を身に付ける。すなわち、テキストを文脈をおさえて解釈し、考えたことを適切に言語化し、他者の議論に耳を傾けて理解できるようになることを目的とする。
到達目標
1.ロシアと中国の関係について、幅広い知識を得る。
2.得た知識を用いてバランスの取れた議論ができるようになる。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.モンゴル襲来とその支配
3.露清貿易
4.グレートゲーム
5.ロシア革命と辛亥革命
6.日中戦争と日ソ戦争
7.中華人民共和国の成立とソ連
8.中ソ対立
9.改革開放とペレストロイカ、ソ連解体
10.建設的パートナーシップから戦略的パートナーシップへ
11.現代中ロ経済関係
12.米中対立とロシア
13.ロシアのウクライナ侵攻
14.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 演習への参加度合いにかんがみて総合的に評価する。出席は当然の前提とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・テキスト
沈志華編(邦訳・熊倉潤)(2024)『中ソ関係史 上 1917-1960』東京大学出版会。
沈志華編(邦訳・熊倉潤)(2024)『中ソ関係史 下 1960-1991』東京大学出版会。
李暁東・李正吉編著(2022)『論集北東アジアにおける近代的空間:その形成と影響』明石書店。
ほか、参加者の関心に合わせて相談する。