シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A1/専門演習B1 | 2025 | 春学期 | 火4 | 法学部 | 佐藤 修一郎 | サトウ シュウイチロウ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-015S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
最高裁判所の判例につき、判例集ではなく原典にあたって精読する。これにより、当該事件及び最高裁判所の判示の全体像を俯瞰するとともに、「判例」として理解される部分が、どのような論理で導き出されたのかを検討する。
なお、必要に応じて、原審、原々審の判断も合わせ読み、検討を加える。
授業はゼミ形式で行い、毎回、担当者を決めてレジュメの作成及び報告をしてもらい、
その後、質疑応答を行う。
科目目的
憲法判例を精読し、最高裁判所の論理を把握する。また、判例と学説の異同、場合によっては乖離とその理由を理解する。
到達目標
学生が、最高裁判所の判例につき、その背景から判例の意義、射程に至るまで、広く、かつ深く理解できるようになること。
授業計画と内容
第1回 憲法の基本原理の確認、憲法判例を学ぶ意義、担当者の決定
第2回 幸福追求権(1)プライバシー権
第3回 幸福追求権(2)自己決定権
第4回 法の下の平等(1)最高裁判所の判断手法
第5回 法の下の平等(2)法の下の平等と立法事実の変化
第6回 思想・良心の自由
第7回 信教の自由(1)信教の自由
第8回 信教の自由(2)政教分離原則
第9回 表現の自由(1)検閲の禁止
第10回 表現の自由(2)表現内容規制
第11回 表現の自由(3)表現内容中立規制
第12回 職業選択の自由(1)規制目的二分論の再検討
第13回 財産権の保障(1)財産権の制約
第14回 前半のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 出席、ゼミでの発表及びゼミ中の発言を総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
「テキスト」として、最高裁判所の判例を用いる。
「参考文献」は、各自で任意の基本書及び判例集を用意すること。