シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A1/専門演習B1 | 2025 | 春学期 | 木3 | 法学部 | 通山 昭治 | トオリヤマ ショウジ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-015S
履修条件・関連科目等
中国語(普通語)の初級文法等をすでに修得した者で、かつ現代中国法の諸問題等にとくに関心のある者
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
日本語で講義し、中国語の読みと日本語訳、そして中国語のリスニングを行います。
授業の概要
この演習では、中華人民共和国(以下「中国」と略称する)の施行40周年をすでに3年前に迎えた1982 年現行憲法等について、中国語(中文)の1982 年憲法関連テキスト等の講読などを通じて、現行の1982年中国憲法の概要等を理解していく。
すなわちそこでは、具体的な内容として、「『中華人民共和国憲法修正案(草案)』にかんする説明」(王晨、2018 年3月20 日、以下「説明」という)のピンインなしの中国語版などを講読する。
なお、上記のテキストの各自の担当部分についてはそれぞれ、ゼミの1回目以降に順次決定する。
さらには、中国語のリスニング力の養成も同時に行う。
科目目的
現代中国憲法にかんする中国語の論文等の講読を通じて、現代中国憲法、ひいては、現代中国法を深く理解すること。また、中国語のリスニング力の向上にも努める。
到達目標
中国語のピンイン・四声がついていなくとも中国語の原文を正確に発音できる。
中国語の原文を正確に日本語に翻訳できる。
中国語の原文による中国憲法関連テキスト等の講読を通じて、現代中国憲法等を正し
く、かつ深く理解することができる。
中国語で一定のリスニングができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(導入部分)
第2回 「一、憲法改正の基本的な考慮にかんして」のなかの「憲法は国家の根本法である」こと
第3回 同上の「中国共産党の指導」など
第4回 同上の「4つの憲法修正案」など
第5回 同上の「2004年の憲法修正案」
第6回 「二、憲法改正の総体的な要求と原則」のなかの「憲法改正の原則」
第7回 同上の「憲法の一部改正」原則
第8回 「三、中央改憲建議と憲法修正案(草案)の形成過程」のなかの「憲法改正小組の成立」
第9回 同上の「党外人士座談会」など
第10回 同上の「中共中央の改憲建議」
第11回 「四、憲法修正案(草案)の具体的な内容」のなかの序言と「第1章 総綱」
第12回 同上の「第3章 国家機構」の国家主席の規定
第13回 同上の国家監察委員会の規定
第14回 まとめ(総括)
なお、毎回または隔回で中国語のリスニング力の向上にも努めていく。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
中国語の2018年改正現行中国憲法関連論文における各自の担当部分の日本語訳を行い、中国語で正確に発音できるようにする。
中国語のリスニングに各自で日常的になれるようにし、その能力の向上に努める。
その他講義のつど、課題を出すことがあるが、さらに各自で自主的に課題を見つけて、予習復習を積極的に行う。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 春は8000字の課題レポートを提出する。 |
平常点 | 60 | 1回で4点、14回皆勤で4点プラスする。 4点X14回+4=56点+4点=60点。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
なし。適宜プリントを配布する。
【参考文献】
適宜提示する。
その他特記事項
アジア法(春 通山)を同時にできるだけ履修してください。
まずは楽しく修得していきましょうね。