シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A2/専門演習B2 | 2025 | 秋学期 | 木3 | 法学部 | 通山 昭治 | トオリヤマ ショウジ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-016S
履修条件・関連科目等
中国語(普通語)の初級文法等をすでに修得した者で、かつ現代中国法の諸問題等にとくに関心のある者
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
日本語で講義し、中国語の読みと日本語訳、そして中国語のリスニングを行います。
授業の概要
この演習では、中華人民共和国(以下「中国」と略称する)の施行40周年をすでに3年前に迎えた1982 年現行憲法等について、中国語(中文)の1982 年憲法関連テキスト等の講読を通じて、現行の1982年中国憲法の概要等を理解していく。ここでは、沈(瀋)春耀「中国の憲法制度の幾つか(若干)の問題」 (中国人大網 2018年6月29日 )などをテキストにして、春学期と同様に中国語の原文を日本語に訳していく。
なお、上記の諸テキストの各自の担当部分についてはそれぞれ、ゼミの1回目以降に順次決定する。
さらには、中国語のリスニング力の養成も同時に行う。
科目目的
現代中国憲法にかんする中国語の論文等の講読を通じて、現代中国憲法、ひいては、現代中国法を深く理解すること。また、中国語のリスニング力の向上にも努める。
到達目標
中国語のピンイン・四声がついていなくとも中国語の原文を正確に発音できる。
中国語の原文を正確に日本語に翻訳できる。
中国語の原文による中国憲法関連テキスト等の講読を通じて、現代中国憲法等を正し
く、かつ深く理解することができる。
中国語で一定のリスニングができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(導入部分)
第2回 中国の憲法制度の歴史的発展その1(清の終わりに中国で提起され始めた憲法問題など)
第3回 中国の憲法制度の歴史的発展その2(わが国の憲法制度は一本の曲折と回り道を辿ってきた)
第4回 中国の憲法制度の歴史的発展その3(改革開放の歴史的な新時期におけるわが国の憲法制度)
第5回 わが国の憲法の基本的な内容その1(国家の指導的核心力と指導思想・社会主義の根本制度)
第6回 わが国の憲法の基本的な内容その2(人民代表大会制度)
第7回 わが国の憲法の基本的な内容その3(公民の基本的権利および義務)
第8回 わが国の憲法制度のいくつかの特長その1(国家の指導力と人民の主体的地位の統一)
第9回 わが国の憲法制度のいくつかの特長その2(政治的属性と法的属性の統一)
第10回 わが国の憲法制度のいくつかの特長その3(綱領的規範と行為規範の統一)
第11回 わが国の憲法制度のいくつかの特長その4(安定性と変動性の統一)
第12回 2018年憲法改正
第13回 掘り下げて憲法を学習して宣伝し、そして貫徹実施する
第14回 まとめ(総括)
なお、毎回または隔回で中国語のリスニング力の向上にも努めていく。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
中国語の2018年改正現行中国憲法関連論文における各自の担当部分の日本語訳を行い、中国語で正確に発音できるようにする。
中国語のリスニングに各自で日常的になれるようにし、その能力の向上に努める。
その他講義のつど、課題を出すことがあるが、さらに各自で自主的に課題を見つけて、予習復習を積極的に行う。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 秋は12000字の課題レポートを提出する |
平常点 | 60 | 1回で4点、14回皆勤で4点プラスする。 4点X14回+4=56点+4点=60点。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
なし。適宜プリントを配布する。
【参考文献】
適宜提示する。
その他特記事項
引き続き楽しく修得していきましょうね。