シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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環境と社会 | 2024 | 前期 | 水1 | 総合政策学部 | 青柳 みどり | アオヤギ ミドリ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-OV2-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
基本的に日本語ですが、講義の中で、英語の質問は受けます。
授業の概要
環境政策は非常にめまぐるしく変化している。特に気候変動を中心とし国際的な環境問題に関する政策は,国内外の社会経済の動きにも大きく影響され,特に変化が大きい。一方で,日本の環境政策は明治以降の公害病にはじまり,一方で国立公園政策などの自然保護政策など地域における様々な問題を映し出す鏡となって政策が実施されてきた。このように地域問題から国際政策まで非常に広い範囲をカバーする現在の環境政策がどのような位置付けにあるかを議論する。
科目目的
環境政策の社会的文脈を理解し、時々刻々起きる社会の事象と環境問題を結びつけてそのあり方を自分自身において検討出来る力を育てることを目的とする。
到達目標
日本の環境問題の現状を歴史的経緯を把握した上で理解し,現在の環境政策を批判的に自分の説明できること。批判的とは、悪い点を指摘するのではなく、建設的により良い方向を示すことを意味する。
授業計画と内容
・2〜3回の講義で一つのトピックを取り上げ授業内で内容と課題について議論をし,その内容を踏まえたレポートの提出をもとめる(合計4回程度)。国内外で同時進行で重要なイベントが起きている場合には,予定を変更してそのイベントを取り上げる場合がある。
第1〜3回 現在の環境と社会のあり方について概説をし、受講者に環境問題の現状について考える方向性を示す。
第4〜6回 自然環境保全にかかる分野と社会のあり方について中心的に議論をする.その上で受講者に環境問題の現状について考える方向性を示す。
第7〜9回 日本で人々の健康に甚大な被害をもたらした公害問題にかかる分野と社会のあり方について中心的に議論をする.その上で受講者に環境問題の現状について考える方向性を示す。
第10〜13回 国際的に対応が急がれている地球問題(特に気候変動問題)にかかる分野と社会のあり方について中心的に議論をする.その上で受講者に環境問題の現状について考える方向性を示す。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・テキストは、各回の授業内容と関わりの深いサイトのURLなどを事前に指示するので、該当ページを事前に通読しておくことを求めます。また受講生には、日々のニュースに注目し、授業内容と関連付けた学習を求めます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 第1回から13回の講義をもとに、現在社会において大きな問題と受講者が考える問題を取り上げて、その環境政策上の意義、経緯を踏まえた現状について述べ、将来の解決方向について議論するもの。記述の論理の一貫性、事実の把握のレベルなどから評価する。 |
レポート | 40 | 講義3,6,9,13回目の後に実施するレポートによる。各回ごとに10点を配し、合計で40点となる。 |
平常点 | 10 | 毎回の授業において、responのクリッカーおよびアンケート機能などを用いる。各回、事前学習や授業からの収穫をよく表現できている学生は加点をする。加点の最大点が10点となる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・1/3以上の欠席がある学生や、期末試験に先立って提出が求められるレポート2つがいずれも未提出(あるいは未提出扱い)の学生には、単位取得の資格が与えられない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間内で講評・解説の時間を設ける。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
manabaを通じて、参考となるサイトのURLを示すので、講義の前に読了されたい。
その他特記事項
この科目はライブ型オンライン授業として実施します。